ライン

所在地 神奈川県綾瀬市吉岡東2-4-10


ライン
  

2024/03/20
今日は二十四節季の「春分」(シュンブン)
日天の中を行て昼夜等分の時也
この日を挟み前後7日間が「彼岸」です。花冷えや寒さ戻りがあるので暖かいと云っても油断は禁物です。昼夜の長さがほぼ同じになり、日に日に昼の時間が長くなります。また、自然をたたえ、生物を慈しむ日とされます。多くの出会いと別れがあり新生活の始まりなど変化の多い時期です。
【旬のモノ】
①魚 「帆立貝」(ホタテガイ)
貝殻が開いた状態の時、「帆船」のように片側の貝殻が船でもう一方の貝殻が帆に見えることが名前の由来だそうです。この時期、その身は厚くなりタンパク質が増え、旨味も濃厚になり食べ頃です。新鮮なモノは「お刺身」でまた、「バター炒め」、「醤油で焦がし」と色々な料理の食材として調理されます。
②野菜 「土筆」(ツクシ)
「土筆」は田畑や河原の土手に群生することが多く、花言葉は「向上心」だそうです。真っ直ぐに天に向かい伸びる姿は前向きそのものです。子供の頃、「土筆」を摘んで帰ると母が「土筆」のハカマを丁寧に取り、綺麗に洗い「甘辛い佃煮」や「卵とじ」に調理して、頂きました。
③お菓子 「桜餅」(サクラモチ)
このお菓子は「お餅」の中に「餡」を入れ、塩漬けされた「桜の葉」で包みます。ほのかに香る「桜の葉」に食をそそられます。また、関東風、関西風のものが有り、江戸で考案されたものが関西に伝わる時にアレンジされたようです。
④花 「チューリップ」
春を告げるこの花は「赤」、「白」、「黄色」、「オレンジ」この他にも様々な色や形の品種が有る様です。日本に輸入されたのは江戸末期だそうです。現在は新潟県や富山県の「県花」とされています。

※ 貴方はこれから日が延びてきた時にいかが過ごされますか?

2024/03/05
今日は二十四節季の「啓蟄」(ケイチツ)
陽気地中にうごき、ちぢまる虫、穴をひらき出でれば也
冬眠をしていた虫たちが穴から出てくる頃という意味です。実際に虫たちが活動を始めるはもう少し先のことですね。柳の若芽が芽吹き、蕗の薹の花が咲き、爽やかな風と麗らかな春光の中で生物が生き生きと動き出します。
【旬のモノ】
①魚 「鱵」(サヨリ)
春から秋にかけて漁が行われ、3月~5月頃が最盛期です。「天ぷら」や「お寿司」に用いられる高級食材に1つで、お祝いの席には「吸い物」の具材として長い身を結び、昆布だしで頂きます。
②野菜 「蕨」(ワラビ)
日当たりの良い野山に生息する山菜です。そして、山菜の中でも大変「あく」が強く、時間経過とともに硬くなってしまいます。採取した当日に「あく抜き」をすることが重要です。
③花 「酢漿草」(カタバミ)
葉はハート型が3枚つながり、小さな黄色い可憐な花を咲かせます。クローバーと似ていますが全く異なる植物で夜になると眠りについたように葉をしぼませます。
④行事 「十六団子」(ジュウロクダンゴ)
春になると「田畑の神様」が作物を守るために山から里に下ってきます。そして、秋に収穫が終わると山に登って行きます。この神様の移動日に当たる3月16日と11月16日に豊作の祈願と収穫の感謝を表して16個のお団子をお供え致します。

※ 貴方はどんなことに春の訪れを感じますか?

2024/02/19
今日は二十四節季の「雨水」(ウスイ)
陽気地上に発し、雪氷りとけて雨水とならば也
降る雪が雨へと変わり雪解けが始まる頃、深く積もった雪も溶け始め、春一番が吹き、九州南部では「鶯」の声も聞こえ始めます。昔より「雨水」は農作を始める目安とされていました。
【旬のモノ】
①魚貝類 「蛤」(ハマグリ)
「蛤」の二枚の貝は対のもの以外とは合わないことから夫婦円満の象徴とされ祝事に用いられる食材です。「雛祭り」や「結婚式」には欠かせない縁起物で珍重されています。
②野菜 「辛子菜」(カラシナ)
この野菜は独特の辛みと香りがあります。この種から「和がらし」を作ることが出来ます。また、この種は生薬として用いられ、「湿布薬」として神経痛や捻挫などに効果を発揮します。金沢では「伝統野菜」として認定され、その種を継承しているそうです。
③野菜 「春キャベツ」(ハルキャベツ)
ほかの季節に収穫されるキャベツと比較すると丸みがあり、重なりや葉の巻きが緩やかで柔らかく、中心部まで緑の色が濃く、甘みがあります。昔からキャベツ自体は胃腸の調子を整える健康食品として食されてきました。
④天候 「霞」(カスミ)
「霞」と「霧」ははっきりと見た目に違いが分かりません。しかし、季語としては「霞」は春の季語で「霧」は秋の季語とされ、言葉の使い方も「霞」は「たなびく」と云い、「霧」は「たちのぼる」と云われ使用されます。

※ 貴方にとって「霞」のたなびく風景とは何処のことが思い浮かびますか?

2024/02/04
今日は二十四節季の「立春」(リッシュン)
春の気たつを以て也
この日から「立夏」の前日までが春です。旧暦では「立春」が一年の始まりと考えられていました。その為に「節分」や「八十八夜」などの季節の節目に成る行事は「立春」を起点とし定められています。梅の花が咲き始め、徐々に暖かくなり春の兆しが所々で見られるようになります。
【旬のモノ】
①野菜 「蕗の薹」(フキノトウ)
春の訪れを告げるように、雪解けの土の中より顔を出す「山菜」といえば「蕗の薹」ですね。独特の香りとほろ苦さは春の吐息を感じさせ、冬季にこわばった身体を覚醒させてくれます。冬眠から目覚めた熊は最初に「蕗の薹」を食べ身体を覚醒させると云われています。
②花 「梅」(ウメ)
春の訪れを知らせるように「梅」の開花は1月下旬から5月上旬にかけて日本列島をゆっくり北上してゆきます。まだ寒さの残る早春を飾る。「梅」の花は古来より多くの歌に詠まれてきました。春を待ちわびる多くの歌人から深く愛されていたのでしょう。
③鳥 「めじろ」
「めじろ」は鮮やかな黄緑色の羽に、目の周りが白い輪で縁取られているのが特徴です。「梅」の小枝で花の香りに引き寄せられるように二羽の「めじろ」が追いかけながら仲睦まじく飛ぶ様子は大変微笑ましいですね。
④行事 「初午」(ハツウマ)
「初午」は「立春」後、最初の「午の日」に行われる行事です。古来より稲荷詣でを行う習慣と豊年祈願が結びついたものだと云われています。京都ではこの日に伏見稲荷さんのお祭りでたいそう賑わいます。

※今年は暖かい日が続きます。貴方は梅花の開花をお楽しみ頂きましたか?

2024/01/20
今日は二十四節季の「大寒」(ダイカン)
冷ゆることの至りて甚だしきときなれば也
「大寒」は一年で一番寒さの厳しくなる頃、逆の見方をすれば、これからは暖かくなるということです。「三寒四温」という言葉のように寒い日が三日続くと、その後四日は暖かくなり寒さの中でも少しだけ春の気配を感じられるように成ります。
【旬のモノ】
①魚 「鰤」(ブリ)
成長するにつれ呼び名の変わる出世魚の「鰤」、縁起物としてお歳暮に贈る地方もあります。そして、お節料理に欠かせない地方も有る様です。また、脂が多い魚なので「アブラ」が「ブラ」となり、さらに転訛して「ブリ」という名前に成ったようです。頂き方も「刺身」、「しゃぶしゃぶ」、「照り焼き」、「塩焼き」、「煮物」とあらゆる日本料理で食される美味しい魚の1つです。
②野菜 「牛蒡」(ゴボウ)
身体の毒素を排出してくれるため血液が浄化され、むくみの解消やお肌の調子を整えてくれます。頂くときに「タタキ牛蒡」、「ささがき牛蒡」、「千六本」など下ごしらえを行い調理するとその食感と味が十二分に楽しめます。
③果物 「金柑」(キンカン)
小さくて皮ごと食べられる「金柑」、この時期に不足しがちなビタミンCを摂取するには大変良い果物の1つです。購入するときには赤みが強く、丸い形が整ったものを選びましょう。
④樹木 「南天」(ナンテン)
「南天」は「難を転じて福と成す」という意味に通じる事から縁起物として正月のお飾りや祝い事に使用されます。冬に赤い実を付け、その実を乾燥させると「咳止め」の効果が期待できる薬用植物としても扱われています。
⑤行事 「節分」(セツブン)
元々は雑節の1つで季節の始まりの日(立春、立夏、立秋、立冬)の前日のことで「季節を分ける」と云った意味があったようです。江戸時代以降は立春の前日を指すようになったようです。
そして、季節の変わり目には「鬼」が出ると言われることから「鬼は外、福は内」と豆をまく習慣や、地方によって「柊と鰯の頭」を玄関に飾る風習があるようです。

※貴方は「大寒」の寒さの中でどんな事を楽しみますか?

2024/01/05
今日は二十四節季の「小寒」(ショウカン)
冬至より一陽起こるが故に陰気に逆らう故益々冷る也
この日は「寒の入り」と云われ、これから節分までが「寒」です。これから更に寒さが厳しくなり、池や川の氷も厚さを増します。「寒」が明けると「立春」です。
【旬のモノ】
①魚 「河豚」(フグ)
「河豚」はこの時期、産卵前で脂がのり、大変美味しいと云われています。お刺身は「てっさ」と呼ばれています。大変弾力がありかみ切れないため、透けて見えるくらいの薄切りにし、ポン酢をつけて頂きます。
②行事食 「七草粥」(ナナクサガユ)
一月七日は無病息災を願い「春の七草」(セリ、ナズナ、ゴギョウ、ハコベラ、ホトケノザ、スズナ、スズシロ)を「お粥」に炊いて頂きます。これは年末年始に弱った胃腸をリセットする意味があるそうです。また、調理で野菜を切る際に「七草ナズナ唐土の鳥と日本の鳥が渡らぬ先にストトン トントン」と云った歌を口ずさむ地方もあるようです。
③木 「柊」(ヒイラギ)
「柊」は葉の鋭い「とげ」によって邪気を払う木とされています。節分の時に玄関にお飾りする習わしもあるようです。
④花 「蝋梅」(ロウバイ)
花の少ない冬に咲く、貴重な花で、甘い香りと蝋細工のような可憐な花びらが特徴の「梅」に似た容姿から「蝋梅」と云われるようになったようです。
⑤行事 「十日戎」(トオカエビス)
年始めのお祭りで七福神の「戎神」をお奉りする行事です。商売繁盛を願い参拝者は笹に縁起物の小判や米俵などをつけてお参り致します。また、福を集める縁起物の「熊手」や「ざる」なども販売されているようです。

※ 2024年新年おめでとう御座います。今年も宜しくお願い致します。

2023/12/22
今日は二十四節季の「冬至」(トウジ)
日南の限りを行って日の短きの至りなれば也
一年の中で最も昼が短く、夜が長い日です。この日より日が延び始めることから、昔はこの日を年の始点と考えていた時期もありました。寒さを乗り切るために、栄養価の高い南瓜を食べ、柚子湯に浸かり無病息災を願います。
①魚 「鮪」(マグロ)
「鮪」は冬に産卵期を迎えます。その為、この時期の「鮪」はたっぷりと脂がのっています。更に甘味や旨味、そして香りも強くなるので、この時期の「鮪」が一番美味しいと云われています。
②野菜 「黒豆」(クロマメ)
「黒豆」の「マメ」という言葉は「真面目」や「忠実」と云った意味に通じる事から、縁起物とされています。お正月の御節料理には欠かせないお料理の一つですね。
③果物 「柚子」(ユズ)
冬至には欠く事の出来ない「「柚子湯」。「柚子湯に入ると一年間、風邪をひかない」と云われるほど「柚子」には血行を促進し冷え性を緩和する効果があるようです。
④鳥 「雀」(スズメ)
「ふくら雀」と言う言葉を皆様はご存じですか?冬に「雀」」は寒さから身を守るために全身の羽毛をふくらませ暖を取ります。そのふっくらとした丸い可愛い姿を「ふくら雀」と呼ぶようになったようです。
⑤行事 「除夜の鐘」(ジョヤノカネ)
各地のお寺さんで大晦日から元旦にかけて108回の鐘をつきます。ところで、この108回という数字は? 月数(12)と二十四節季(24)と七十二候(72)を足した数という説。又「煩悩の数」という説。その他、様々な説があるようです。

※ 貴方は「冬至」の日にどんな事を楽しむのでしょうか?

2023/12/08 
今日は二十四節季の「大雪」(タイセツ)
雪いよいよ降り重ねる折からなれば也
冬の到来が本格的になり、朝夕 池や川に氷が見られるようになり、大地の霜柱を踏めるようになるのもこの頃からです。遠方の山々は雪景色となり、平地でも雪が降り積もります。
新年の準備を始める「正月事始め」もこの時期から行われます。
【旬のモノ】
①魚 「鱈」(タラ)
この時期、産卵期を迎える「鱈」は身近な周辺にいる「蟹」や「海老」など何でも食べてしまい、その風体から「鱈腹」という言葉が生まれたようです。美味しい「鱈」はお腹の色が白く、背中の模様がはっきりしているモノが良いと云われています。
②野菜 「大根」(ダイコン)
暖かい冬のメニュー「おでん」や「粕汁」には欠かせない存在の「大根」。年末年始で暴飲暴食し胃がすっきりしない時「大根おろし」を頂くと不快感を解消すると云われています。
③果物 「洋梨」(ヨウナシ)
「洋梨」の収穫は他の果物と違い、ある程度熟したモノから収穫を行います。そして、保存熟成させたモノを頂ます。食べ頃をみきわめるのが難しく重要です。通常の「梨」のような「シャリシャリ」とした食感でなく、「とろけるような甘さ」が特徴の果物です。
④花 「シクラメン」
この時期になると毎年お花屋さんの店頭に並ぶ「シクラメン」は赤、白、ピンク、紫などと多くの色や形があります。トルコでは「シクラメン」の球根を豚が食べた事から「ブタのパン」、「ブタのマンジュウ」と呼ばれているそうです。
⑤行事 「だるま市」(ダルマイチ)
この時期、関東地方で一番早い「だるま市」は飯泉山勝福寺(神奈川県小田原市)で行われます。境内では「だるま」を販売する露店が数多く並びます。また、日本三大だるま市は「毘沙門天だるま市」(静岡県富士市)、「深大寺だるま市」(東京都府中市)、「高崎市だるま市」(群馬県高崎市)で、年明けに行われます。

※ さあ今年もあと一ヶ月です。新年に向け貴方はどんな準備を始めましたか?

2023/11/22
今日は二十四節季の「小雪」(ショウセツ)
冷えゆるが故に雨も雪となりてくだるがゆえ也
日差しが弱まり、冷え込みが厳しくなる季節。木々の葉は落ち、平地にも初雪が舞い始めます。積雪になるほど降ら無い事から「小雪」と云われたようです。お世話になった方に、感謝の気持ちを贈るお歳暮の準備をする時期です。
【旬のモノ】
①魚 「蟹」(カニ)
「ズワイガニ漁」が解禁され、「蟹」の美味しい季節に成りました。寒い冬には「蟹すき鍋」が最高ですね!「蟹」の種類では淡泊でボリュームのある「タラバガニ」が良いようです。又、うま味を味わうには「ズワイガニ」が良いと云われています。
②野菜 「菠薐草」(ホウレンソウ)
欧州では「胃腸のホウキ」と云われる「菠薐草」、消化吸収が良く、食物繊維が多く含まれています。胃腸の調子を整え、貧血予防の効果もあると云われています。
③果物 「蜜柑」(ミカン)
ビタミンC以外にも多くの栄養素が含まれ、「骨粗鬆症」の予防にも効果的だと云われる「蜜柑」、寒い日に「こたつ」に入り「蜜柑」をほおばる事が楽しみですね。
④鳥 「翡翠」(カワセミ)
「渓流の宝石」や「青い宝石」と呼ばれる「翡翠」」は弊社の所在地:神奈川県綾瀬市の市鳥でも有ります。この鮮やかな色は構造色という「翡翠」の色素によるモノでは無く、「光」の加減で青く見えると云われています。
⑤行事 「新嘗祭」(ニイナメサイ)
11月23日、新しく収穫された穀物に感謝するお祭りです。「新嘗」とはその年に収穫された穀物を頂く事で、元来、国民全体の祭典のようなお祭りでしたが「勤労感謝の日」になってからは一部の神社で行われるようになりました。

※ 貴方は冬に向かい暖房器具の準備を整えましたか?

2023/11/08
今日は二十四節季の「立冬」(リットウ)
冬の気立初めていよいよ冷えゆれば也
今日から「立春」までが「冬」になります。日は短くなり、木枯らしが吹き、木々の葉は落ち、そして時雨が降る季節です。北国からは初雪の便りが届き、真冬に向かい「こたつ開き」で寒さに備える準備を始める時期です。
【旬のモノ】
①魚 「牡蠣」(カキ)
「牡蠣」は貧血に対して改善効果があり、最も理想的なバランスの取れた食材の一つです。新鮮な生牡蠣は大変美味しいですが貧血改善の為には火を通した温かな「牡蠣」の方が効果的と云われています。
②野菜 「蓮根」(レンコン)
穴が開き、先が見え、見通しが良いことから縁起の良い食べ物と云われております。今年の夏は晴天も多く、気温も高かった為、美味しい「蓮根」の収穫が期待されます。
③果実 「林檎」(リンゴ)
「林檎」は果物の中で最も身体に良いモノの一つと云われています。毎日食べる事で、自立神経を正常に戻し、ストレス解消に効果的な食べ物と云われ、身体の内から美しさを維持する美容効果があるそうです。
④行事 「七五三」(シチゴサン)
11月15日は「七五三」です。数え年で男児は3歳、5歳 女児は3歳、7歳の年に神社へ詣でます。又、「千歳飴」は親御さんの子供に対する長寿の願いからその長さが長くなってきた物だと言われています。

※ これから「冬」の到来です!貴方はどんな準備をなさいますか?

2023/10/24
今日は二十四節季の「霜降」(ソウコウ)
つゆが陰気に結ばれて、霜となりて降るゆへ也
朝晩の冷え込みがされに増し、北国の山間部では早朝に草木が白く化粧をはじめ、野の花は数を減らし、山々を紅葉が飾る季節です。
【旬のモノ】
①魚 「鮭」(サケ)
この時期「鮭」ことを「秋味」と呼びます。産卵の為に故郷の川へ戻ってきた「鮭」です。食材として和・洋・中とどんな料理にも相性が良く、「秋味」タンパク質は他の魚類より消化、吸収が良いと云われています。
②野菜 「生姜」(ショウガ)
身体を温め、免疫力を高める効果があると云われる「生姜」。これからの時期はこの野菜を使った商品が出回ります。単に料理だけで無くお菓子や飲み物にも使用されます。
③果物 「柿」(カキ)
ビタミンCが豊富で、風邪の予防にも良いと云われる「柿」。「甘柿」は大きく四角い形をしています。「渋柿」は先端が尖った形をしています。「渋柿」の「渋」を抜く方法は幾つかありますが、一般的には「焼酎」に漬け込むことが多いようです。又、定温の温泉水で漬け込み「渋」を抜く地方も有ります。
④花 「紫式部」(ムラサキシキブ)
この花は緑の葉に紫色の実が鮮やかに栄えます。花言葉はその容姿通り「上品」と云われます。名前の由来はその美しさから源氏物語の作者「紫式部」の名前が付けられたと云われています。
⑤行事 「酉の市」(トリノイチ)
「酉の市」は11月、酉の日に鷲神社で行われる祭礼です。この祭礼は「酉のまち」、「おとりさま」とも呼ばれています。熊手は金銀をかき集めると云う意味で縁起物とされ露店にならび、商売繁盛を願う人々が集い賑わいます。

※貴方は寒い冬に向かうこの時期どんな準備をなさいますか?

2023/09/08
今日は二十四節季の「白露」(ハクロ)
陽気ようやく重なりて露こごりて白色となれば也
夜中に大気が冷え、草花や木々に朝露が宿りはじめ、降りた露は光り輝き、白い粒のように見えます。朝夕の心地よい涼風に、幾分の肌寒さを感じさせる冷気が混じりはじめ、だんだんと秋の気配が深まって行きます。
【旬のモノ】 
①魚 「秋刀魚」(サンマ)
秋の味覚を代表する魚と云えば「秋刀魚」ですね。美味しい「秋刀魚」の見分け方は皮が張り、背中が青黒く光っている物が良いと云われています。又、頭から背中にかけて盛り上がり、口先が黄色い物は脂がのっていると云われています。
②野菜 「南瓜」(カボチャ)
「南瓜」ほどお菓子や料理に使用される野菜はなかなか有りません。また、免疫力を高めるBカロテンや冷え性の改善に効果のあるビタミンEが多く含まれます。この時期にはピッタリの食材です。
③果実 「梨」(ナシ)
「シャリシャリ」とした食感が心地よい「梨」は弥生時代の遺跡からも種が発見されており、最も古くから日本で栽培されていた果物だと云われているようです。「葡萄」とは異なり枝についている頭よりお尻の方が糖度が高いそうです。
④行事 「中秋の名月」(チュウシュウノメイゲツ)
旧暦の10月15日は満月となり、「中秋の名月」
または「十五夜」と呼ばれ日本では月見団子や
すすきをお供え致します。地方によってはお芋や栗をお供えし、お月見を楽しみます。
今年の「中秋の名月」は2023年9月29日(金)だそうです。

※ 貴方はこの季節にどの食材を使用して 
   お食事を楽しまれますか?

2023/08/23
今日は二十四節季の「処暑」(ショショ)
陽気とどまりて、初めて退きやまんとすれば也
「処暑」とは厳しい暑さも峠を越え、萩の花が咲き、朝夕は心地よい涼風が吹き、虫の音に癒やされ、穀物は実り始める時期の事です。
また、台風が来る時期とも成ります。
【旬のモノ】
①魚 「鰯」(イワシ)
この魚名の由来は、「すぐに弱ってしまう魚」と云う事から「魚」に「弱」
を付けて「鰯」と成ったそうです。実際は「海のお米」、「海の牧草」と呼ばれて世界中の海の生態系の土台として支えている魚の一つです。
②果実 「葡萄」(ブドウ)
「葡萄」は世界中に約10,000種以上の種類が存在し、日本でも40種以上が栽培されているそうです。「葡萄」の糖度は房の上部の方が糖度が高く甘いので食す時は房の下の方から頂くと徐々に甘さが強くなり美味しく頂けます。
③花 「木槿」(ムクゲ)
「槿花一朝の夢」と云った成句が存在するように朝に咲いて夜にしぼんでしまうほど、はかなく涼やかな花と言われています。弊社でも毎年、真っ赤な八重の「木槿」が緑地の一番奥の方で密やかに可憐な花を咲かせています。
④虫 「松虫」(マツムシ)
「松虫」は「鈴虫」と共に昔から秋の鳴く虫の代表とされています。
「チッチリリ」と高い音域で秋の夜長に癒やしの音色を奏でます。

※ 貴方は今年の秋の夜長、どの様に過ごしますか?

2023/08/08
今日は二十四節季の「立秋」(リッシュウ)
初めて秋の気立つがゆえなれば也
この日から「立冬」までが秋です。一年で一番暑い頃で、毎日のように
暑い日が続きますが お盆明けには秋の気配が少しずつ感じられるように成ります。季節の挨拶も この日を境に「暑中見舞い」から「残暑見舞い」に変わります。
【旬のモノ】
①野菜 「玉蜀黍」(トウモロコシ)
「玉蜀黍」は世界三大穀物の「米」、「小麦」につづく一つです。最近では多くの品種が栽培され独特の「甘味」や「食感」を楽しむ人が増えました。一般的な美味しい「玉蜀黍」の見分け方はひげがふさふさとしているものが良いと云われています。この時期、弊社工場の近所では
ロードサイドで朝取りの「玉蜀黍」を農家の方が販売されています。
②果物 「桃」(モモ)
中国原産で食用・観賞用として世界各地で栽培されている「桃」
バラ科モモ属の落葉小高木に分類されます。春には五弁または多重弁の花を咲かせ、夏にはジューシーな甘い球形の果実を実らせます。
この果肉には肌を若返らせる効果があるそうです。
③花 「向日葵」(ヒマワリ)
中国ではこの花を「太陽花」、英語では「Sunflower」と云うようにどの地域でも「太陽の花」として親しまれています。最大の生産国はロシア
です。ロシアでは国花とされています。皆さんはソフィアローレン主演の
「ひまわり」という映画ご存じですか?
④行事 「エイサー」
沖縄県では「エイサー」がお盆の行事として行われています。本来は
青年男女が無病息災を祈念し「エイサー」を踊りながら集落を練り歩いていたのだそうです。戦後は各地の「エイサー」が集まり大会が行われるように成りました。

※ 貴方は史上まれな高温の残暑をどの様に過ごされますか?

2023/07/23
今日は二十四節季の「大暑」(タイショ)
暑気いたりまつりたるゆえんなれば也
一年で最も暑さが厳しく感じられる時期です。学校は夏休みに入り、
大空には積乱雲の峰々が高々とそびえます。体力を保つために鰻を食べる「土用の丑の日」や「各地の夏祭り」、「花火大会」など夏の風物詩が目白押しです。
【旬のモノ】
①野菜 「ゴーヤ」
沖縄県特産物の「ゴーヤ」は独特の苦味があります。苦味のにがてな人は水さらしや塩もみを行い苦味を軽減してから調理を行うと美味しく頂けます。最近は「ゴーヤ」で緑のカーテンを作成し日射しを避けながら「ゴーヤ」を収穫する方も居られます。
②花 「白粉花」(オシロイバナ)
この花の由来は黒い種の中にある白い粉をおしろい代わりにして子供たちが遊んでいた事だそうです。また、この花は夕方に開花して翌朝にはしぼんでしまう事から「夕化粧」とも呼ばれているようです。
③虫 「カブトムシ」
「カブトムシ」は夏の昆虫の王様です。いつの時代も子供たちにとては
大人気です。昔は雑木林のクヌギ等の樹木で樹液が出ている箇所に
集まる「カブトムシ」を採取に行き、自分だけの秘密の場所で大きな
「カブトムシ」を採取して友人に自慢した事が思い起こされます。
④魚 「金魚」(キンギョ)
「金魚」は縁起物とされ、中国では「金余」と書きお金が余る事から
金運上昇の意味があるとされています。
⑤行事 「ねぶた祭り」
「夏の盛りに襲ってくる睡魔をあっちに行け!」と睡魔を船や灯籠に乗せ川に流した事がこのお祭りの起源と云われており。特に「青森ねぶた祭」はとても人気の有る「東北三大祭り」の一つです。
※ 貴方は「大暑」と云われるとどんな物事を思い絵がかれますか?

2023/07/07
今日は二十四節季の「小暑」(ショウショ)
大暑来たれる前なれば也
梅雨明けが近く、本格的な暑さが始まる頃です。蓮の花が咲き、蝉が鳴き始め、暑中見舞いの準備を行います。美味しい栄養の有る物を充分に食し、体力を付けて暑い夏を乗り切りたいところです。
【旬のモノ】
①野菜 「大蒜」(ニンニク)
古代エジプト時代、ピラミッド建造中労働者に与えられたと云われている「大蒜」、この野菜には「アリシン」と云う成分が含まれており、エネルギーの発生に寄与すると云われています。暑い夏を乗り切るスタミナのつく食材としては欠かせない野菜の一つです。
②魚 「鰻」(ウナギ)
万葉の時代から身体に良い効能が有るとされ、薬代わりに食されて
来たようです。「土用の丑の日」に食され疲労回復や皮膚、髪の毛、
咽頭などに潤いを与えると云われているようです。因みに2023年7月
の「土用の丑の日」は7月30日(日)です。
③行事 「七夕祭り」(タナバタマツリ)
「七夕」は織姫星と彦星が、1年に一度だけ天の川を渡り、会うことが
許された特別な日です。京都の北野天満宮の七夕祭り、香川の金刀比羅宮の七夕鞠など各地で様々な七夕行事が行われています。
④行事 「祇園祭」(ギオンマツリ)
このお祭りは全国二千三百顕在する「八坂神社」で行われます。総本山である京都の「八坂神社」では7月1日から一ヶ月間、毎日のように各種の神事、行事が行われる、とても期間の長いお祭りです。

※ 「大暑」に向けて、この時期に貴方はどんな準備をなさいますか?

2023/06/21
今日は二十四節季の「夏至」(ゲシ)
陽熱至極し また、日の長きのいたりなるを以て也
一年中で一番昼が長く、夜が短くなります。また、梅雨の時期でもあり
花菖蒲や紫陽花などの雨に似合う花が咲きます。気温が上がり、暑さは日に日に増し、日照時間は冬に向かって少しずつ短くなってきます。
【旬のモノ】
①魚 「鮎」(アユ)
清流に住む代表的な淡水魚の「鮎」 生息する川により味が違うと云われています。また、「香魚」(コウギョ)ともよばれ、キュウリの様な独特な香りがすることも知られています。
②野菜 「オクラ」
「オクラ」は刻んで混ぜると独特な「粘り気」が出て美味しく頂けます。
この「粘り気」には免疫力を高め、胃の粘膜を強化し、ストレスで弱った
胃腸の調子を整えてくれると云われています。「夏のネバネバ野菜」を
積極的に頂くと夏バテ防止に成るとも云われています。
③果物 「夏みかん」
疲れを緩和する「クエン酸」や日焼けの肌に効果的な美肌効果のある
「ビタミンC」がたっぷり詰まっている「夏みかん」 酸味が強く、香りの良い「レモン」の代わりとして活用される人もおられるようです。
④飲み物 「ひやざけ」
「ひやざけ」はお燗をせずに頂くお酒のことで、日本酒の本当の美味しさを味わえると云う人が多いようです。
⑤行事 「夏越しの祓」(ナツゴシノハラエ)
六月の末日(晦日)は十二月の大晦日と同じ「大祓」(オオハラエ)の日です。この日は各地の神社で厄災や罪を祓う「夏越しの祓」が行われます。茅草で作られた輪をくぐる「茅の輪くぐり」が行われます。

※ 一年で昼が一番長い日を貴方はどの様に楽しまれますか?

2023/06/06
今日は二十四節季の「芒種」(ボウシュ)
芒のある穀類、稼種する時也     ※ 芒(ノギ)
「稲」や「麦」の穂先のように「芒」(とげのように尖ったのも)のある穀物の種まきをする頃のことを云います。(現在の種まきは大分早くなっているようです。)この頃から雨空が多くなり西日本では入梅に入る頃です。
【旬のモノ】
①魚 「縞鯵」(シマアジ)
「鯵」の種類では最も美しいと云われる高級魚です。その魚体は大きいモノで1m以上に成り、大きくなるに従い目の後ろ上部が盛り上がってきます。生きていて鮮度の良い時には黄色い縦縞が一本体側に走っています。お刺身で頂く事が多いのですが「カルパッチョ」、「塩焼き」、「味噌焼き」、「酒蒸し」、「あら煮」など多くの調理方法で美味しく頂けます。
②野菜 「トマト」
「トマト」は南米ペルーのアンデス高原が原産地と云われています。代表的な夏野菜で真っ赤に実る果実は長期間にわたり収穫でき、リコピン、βーカロテン、ビタミンCなどの栄養素を豊富に含みます。一本仕立てで1年間長期栽培を行うと、その大きさは8m~10mに達するほど大きくなるそうです。
③花 「紫陽花」(アジサイ)
「紫陽花」は日本が原産地です。欧州で品種改良されたモノは「セイヨウアジサイ」と呼ばれています。六月から七月にかけて開花し、白、青、紫、赤などの色があり、日本、欧州、米国などで観賞用に広く栽培され多くの品種が作り出されました。尚、有毒植物であるので、園芸や切り花として利用する際には取り扱いに注意が必要です。
④行事 「田植え祭り」(タウエマツリ)
六月の田植えの時期に、住吉大社(大阪)で行われる御田植え神事など全国各地で今年の豊作を田の神様にお祈りする祭りが行われます。
苦しい田植えの作業を楽しくする方法として田植え歌を歌いながら田植えをする風習が、田の神様を祀って豊穣を願う 農耕儀礼と結びつき
祭礼となったのが起源と云われています。
⑤行事 「父の日」(チチノヒ)
「父の日」は米国の女性が男手一つで育ててくれた父を讃えるため、教会の牧師に父親の誕生月の6月に礼拝を行ってもらった事がきっかけと
云われ、既に「母の日」が行われており、彼女は「父に感謝する日もあるべき」と牧師協会へ嘆願し、始まったと云われています。日本では
6月第3日曜日が「父の日」と成っています。【2023年6月18日】
※ 今年の「父の日」貴方はどんな日にしたいですか?

2023/05/21
今日は二十四季の「小満」(ショウマン)
万物盁満すれば草木枝葉繁る
陽気がよくなり、草木などの生物が次第に成長し、あらゆる生命が満ちあふれて行く時期のことです。太陽の光を浴び、万物がすくすくと成長してゆく季節です。
①野菜 「辣韮」(ラッキョウ)
「辣韮」は中国原産で日本には薬用や野菜として9世紀ごろに伝来したようです。一般的には塩漬けや甘酢漬けにして美味しく頂きます。
また、若摘みしたものは「エシャロット」と呼ばれ、酢みそをなどを付け生で頂きます。食欲増進の効果が期待できるそうです。
②果物 「さくらんぼ」
「さくらんぼ」の語源は「桜坊」(サクランボウ)と云うように「桜」を擬人化したと云われています。桜類の果実は殆どのものが食されます。現在一般的に店頭で販売されているものはヨーロッパ種のものだそうです。
③果物 「メロン」
「メロン」はアフリカ原産です。日本には明治時代に持ち込まれました。
しかし、栽培環境が難しく試行錯誤を繰り返して栽培されるように成りました。その為、高価な果物の代名詞に成ってしまったようです。
果肉には赤肉種・青肉種・白肉種の三種類があります。
④行事 「潮干狩り」(シオヒガリ)
海水温も上がり、干潟には貝類が豊富に育ちます。「潮干狩り」は潮の干満差が大きな「大潮」の時刻に行うと大量の貝類を取る事が出来ると云われています。バケツと熊手を持ち、家族揃って「潮干狩り」を楽しみましょう。それから、炎天下での熱中症に注意して下さい。

※ 貴方は美味しい食材が店頭に並ぶこの時期、どんな食材を使用し
  お食事を召し上がりますか?

2023/05/06
今日は二十四節季の「立夏」(リッカ)
夏の立つがゆへ也
この日から「立秋」の前日までが夏です。山野は新緑に彩られ、夏の気配が感じられるようになります。カエルが鳴き始め筍が顔をだし五月晴れの爽やかな大空に「こいのぼり」が気持ちよさそうに泳ぎます。一年の中で最も過ごし易い季節ですね!
【旬のモノ】
①魚 「浅蜊」(アサリ)
和洋中、料理のジャンルを問わず色々な料理で活躍する万能食材の「浅蜊」、栄養価も高く、ミネラルや鉄分も豊富だと云われています。
また、「浅蜊」と云う漢字には「浅い海の中で砂を掘り隠れている貝」
と云う意味があるようです。
②野菜 「人参」(ニンジン)
カロテンが豊富で免疫力を高めてくれる食材の一つと云われる「人参」
一般的な色は「オレンジ色」ですが「白色」、「黄色」、「紅紫色」、「黒紫色」のモノも栽培されているそうです。
③花 「スイトピー」
「スイトピーの花」は「エンドウ豆の花」に似ており、「香りの良いエンドウ豆」と云われたようです。尚、「エンドウ豆」もこの時期が旬の食材の一つです。
④行事 「こいのぼり」
5月5日は「端午の節句」です。「こいのぼり」が五月晴れの大空を泳いでいる姿には元気をもらえます。「こいのぼり」には「鯉が滝を登って龍に成る」という逸話から男児の立身出世を願う親心が込められていると云われています。
⑤行事 「母の日」
日本では5月の第二日曜日が「母の日」です。今年は5月14日(日)ですね!「母の日」に「カーネーション」を贈る事が一般的に成ったのは
米国の有る女性が母親の命日に、教会で「カーネーション」を配った事が起源だと云われています。

※ 貴方は「母の日」をどんな1日になさいますか?

2023/04/20
今日は二十四節季の「穀雨」(コクウ)
春雨降りて百穀を生化すれば也
田んぼや畑の準備が整い、そこへ柔らかな春の恵みの雨が降り、たくさんの穀物に、たっぷりと水分と栄養がため込まれて行きます。そして変わりやすかった春の天候も安定し、日射しも強まります。
【旬のモノ】
①魚 「槍烏賊」(ヤリイカ)
「槍烏賊」はその細長い容姿から「ササイカ」、「サヤナガ」、「テッポウイカ」などと地方によって呼び名が変わるようです。その魚体は透明、茶色、白と変化して行きます。新鮮なものを選ぶには透明な体色のモノが良いと云われています。
②野菜 「筍」(タケノコ)
「筍」は竹類の地下茎から発育した「幼茎」です。漢字で書く「筍」には
竹が10日間ほどで成長するため「竹の旬の時期」と云う意味があると云われています。朝取りの「筍」を皮のついたまま焼いて皮を剥ぎ頂いたり、「鍋で木の芽と炊い」頂いたり、「筍御飯」に炊き上げて頂いたりその食感に季節を感じます。子供の頃、筍をむいた皮に梅肉を三角に包み吸い、おやつ代わりに頂いたことが思い出されます。
③花 「藤」(フジ)
桜の花が散り「葉桜」に成ると次は「藤の花」の季節になます。古来より日本では「藤棚」や「盆栽」に仕立てられる事が多く、「紫の花」が垂れ下がり、周囲の緑に鮮やかに姿を演出する光景は多くの人を魅了します。
④行事 「八十八夜」(ハチジュウハチヤ)
「立春」から数えて、八十八日目の夜を「八十八夜」と云います。
田植えや茶摘みが行われる時期です。また、八十八夜に摘んだ茶葉は「長寿の薬」として珍重されたそうです。


※ 貴方は 「立夏」に向かうこの時期をどの様に楽しまれますか?

2023/04/05
今日は二十四節季の「清明」(セイメイ)
万物発して清浄明潔なれば、此芽は何の草としれる也
「清明」とは万物が清らかで生き生きとした様子を表した「清浄明潔」
の略です。晴れた空は青く澄み渡り、爽やかな風が吹き抜け、大地には百花が咲き乱れ、蝶が舞う季節です。
【旬のモノ】
①魚 「栄螺」(サザエ)
「栄螺」の旬は産卵期の春から初夏と云われています。そのま名前の意味は「小さい家」だと云われています。「ササ」が小さいを表し「エ」が
家を表しているそうです。新鮮なものは「お刺身」で頂き、歯ごたえと磯の香りを楽しみ、「壺焼き」では磯の香りに焼けた醤油の香ばしさが食欲をそそります。
②野菜 「新ジャガ芋」(シンジャガイモ)
この時期に収穫される「新ジャガ芋」は秋に収穫される物と比較すると
大変小ぶりで色鮮やかです。そして、皮も柔らかく、水々しいことが特徴の一つに成ります。皮を付けたまま綺麗に洗い「煮物料理」にすると
大変美味しく皮ごと頂けます。
③花 「アネモネ」
この花は「赤」、「ピンク」、「紫」、「白」など多彩な色があり一本の茎のに大きな花が咲くとても存在感の有る花です。その名前は「ギリシャ語」で「風」を表しており、花言葉は「はかない恋」だそうです。
④行事 「十三詣」(ジュウサンマイリ)
数え年で13歳に成る子供たちが、知恵や福徳を授かるように、虚空蔵菩薩さまを参拝する行事です。子供たちはお参りする時に自分の好きな漢字を一字書き「お身代わり」として捧げます。
※ 清らかに生き生きと万物が活動する時期、貴方はどんな事を
   なさいますか?

2023/03/21
今日は二十四節季の「春分」(シュンブン)
日天の中を行て昼夜等分の時也
この日を挟んで前後7日間が「お彼岸」です。花冷えや寒さ戻りがあり
暖かいと云っても油断は禁物です。昼夜の長さがほぼ同じとなり、日に日に昼の時間が長くなって行きます。また、自然を讃え、生物を慈しむ日とされています。多くの出会いと別れ、そして新生活の始まりなど一年で最も変化の多い時期の一つです。
【旬のモノ】
①魚 「帆立貝」(ホタテガイ)
この貝の名前の由来は貝殻が開いた状態の時、「帆船」のように片側の貝殻が「船」で、もう一方の貝殻が「帆」に見える事から名付けられたようです。今の時期、その身は厚く、タンパク質が豊富になり、旨味も濃厚となり食べ頃です。鮮度の良いものは「お刺身」に、また「バター焼き」、「醤油で焦がし」など色々な料理の食材として調理されます。
②野菜 「土筆」(ツクシ)
田畑や河原の土手に群生する事が多い「土筆」 花言葉は「向上心」
だそうです。真っ直ぐに天に向かい伸びる様子は前向きそのものです。
幼かった頃「土筆」を摘んで家に帰ると母が「土筆」のはかまを丁寧に
外し、きれいに洗って「甘辛い佃煮」や「卵とじ」にして頂いたことが思い起こされます。
③お菓子 「桜餅」(サクラモチ)
「桜餅」は「お餅」の中に「餡」を入れ、塩漬けされた「桜の葉」で包みます。ほのかな「桜の葉」の風味に食欲がそそられます。不思議な事にこのお菓子も「関東風」、「関西風」が有るようです。どうも江戸で作られたモノが、関西へ伝わる際にアレンジされたようです。
④花 「チューリップ」
「赤」、「白」、「黄」、「オレンジ」この他にも様々な色や形の品種か有る「チューリップ」は春を告げる代表的な花です。日本に輸入されたのは
江戸末期のようです。現在は新潟県や富山県の「県花」とされてます。

※ 貴方はお彼岸をどんなふうに過ごされますか?

2023/03/06
今日は二十四節季の「啓蟄」(ケイチツ)
陽気地中にうごき、ちぢまる虫、穴をひらき出れば也
土中で冬眠をしていた生き物たちが目覚め穴から出てくる頃。実際に生き物が活動を始めるのはもう少し先の話です。柳の若芽が芽吹き、
蕗の薹の花が咲き、爽やかな風と麗らかな春の光の中で生き物が活動を始めます。
【旬のモノ】
①魚 「鱵」(サヨリ)
3月から5月にかけて旬を迎える魚です。お祝い事の席では、お吸い物の具材として長い身を結び昆布だしで炊いて食します。また、お寿司や
天ぷら等に用いられる高級食材です。
②野菜 「蕨」(ワラビ)
日当たりの良い野山でこの時期から顔を見せる山菜です。しかし、山菜の中でも特に「あく」が強く、収穫後、時間がたつと硬くなってしまいます。そこで、収穫した当日に必ず「あく抜き」を行う事で美味しく頂けます。
③花 「酢漿草」(カタバミ)
クローバーと良く似てますが全く別の植物です。葉はハート型をしたものが3枚一組で、花は小さな黄色いものが春から秋にかけて咲きます。
夜に成ると葉をしぼませてまるで眠りについたように見えます。
④鳥 「河原鶸」(カワラヒワ)
数羽で行動する事が多い「河原鶸」、羽を広げると美しい黄色の模様が
ハッキリと見る事が出来ます。春から夏にかけて住宅街へ頻繁に訪れます。その鳴き声は「キリコロロ キリコロコロ ビィーン」と聞こえます。
⑤行事 「十六団子」(ジュウロクダンゴ)
「田の神様」が春になると農作物を守るために山から里に下ってきます。そして、収穫が終わると秋には山へ戻って行きます。この神様の
移動日に当たる 3月と11月の16日に神様へ豊作祈願とその収穫の
御礼に16個のお団子をお供えします。

※ 貴方は今年、既に冬眠から目覚めた虫たちをご覧に成りましたか

2023/02/19
今日は二十四節季の「雨水」(ウスイ)
陽気地上に発し、雪氷とけて雨水とならば也
空から降る雪が雨へと変わり、山に深くともった雪もゆっくりと溶け出し、田畑を潤します。春一番が吹き暖かい地方では「鶯」の鳴き声が
聞こえはじめます。昔から、「雨水」は農作業を始める時期の目安とされてきました。
①貝 「蛤」(ハマグリ)
「蛤」の二枚の貝は対のもの以外とは合わない事から「夫婦和合の
象徴」とされ、祝事に用いられる代表的な食材です。「雛祭り」や「結婚式」には欠かせない縁起の良い食材として珍重されています。
②野菜 「辛子菜」
独特の辛味と香りのある「辛子菜」この種から「和がらし」を作る事が出来ます。又、この種は生薬として用いられ、湿布薬として「神経痛」や「捻挫」などに効果を発揮します。 金沢では「伝統野菜」として認定され、その種を絶やす事の無いように継承しているそうです。
③野菜 「春キャベツ」
他の時期に収穫される「キャベツ」と比較すると丸みがあり、葉の重なりや巻きが緩やかで柔らかく、中心部まで緑の色が濃く、甘味があります。「キャベツ」自体は昔から胃腸の調子を整える健康食品として食されてきました。
④天候 「霞」(カスミ)
「霞」と「霧」はハッキリと見た目に違いが分かりません。しかし、季語としては「霞」は春の季語で「霧」は秋の季語とされ、使い方も「霞」は
「たなびく」と云い、「霧」は「たちのぼる」と云われ、使用されています。

※ 貴方は春の日、「霞」のたなびく風景を何処でご覧になりますか?

2023/02/04
今日は二十四節季の「立春」(リッシュン)
春の気たつを以て也
この日から立夏の前日までが春です。そして、旧暦では一年の始まりを「立春」と考えられていました。そのため、「節分」や「八十八夜」などの季節の節目になる行事は「立春」を起点として定められています。
まだ寒さが厳しい時期ですが日脚は徐々に伸びて、梅の花が咲き始め少しづつ暖かくなり春の兆しが目につくようになります。
【旬のモノ】 
①野菜 「蕗の薹」(フキノトウ)
春の訪れを告げるように雪解けの地中から顔を出す「山菜」と云えば
「蕗の薹」ですね。独特の香りとほろ苦さは春の吐息を感じさせ、冬季でこわばった身体を覚醒させてくれます。それから、冬眠から目覚めた
「熊」は最初に「蕗の薹」を食べると云われています。
②花 「梅」(ウメ)
「梅」の開花は春の訪れを知らせるように1月下旬から五月上旬にかけて日本列島をゆっくりと北上してゆきます。まだ寒き早春を彩る「梅」は古来より多くの歌に詠まれてきました。きっと春を待ちわびる多くの歌人から深く愛されていたのでしょう。
③鳥 「めじろ」
「めじろ」は鮮やかな緑黄色の羽に、目の周りが白い輪で縁取られているのが特徴の小鳥です。早春の「梅」の小枝で花の香りに引き寄せられるように二羽の「めじろ」が追いかけながら、仲睦まじく飛ぶ姿は大変微笑ましいですね!
④行事 「初午」(ハツウマ)
「初午」は立春後、最初の「午の日」に行われる行事で、古来より稲荷詣でを行う慣習と豊年祈願が結びつきこの行事になったと云われています。京都ではこの日に伏見稲荷のお祭りでたいそう賑わうそうです。

※ 貴方は今年、梅の開花を楽しまれましたか。

2023/01/20
今日は二十四節季の「大寒」(ダイカン)
冷ゆることの至りて甚だしきとなれば也
一年で一番寒さが厳しくなる頃、それは逆にこれからは暖かくなると云う事です。「三寒四温」の言葉通り寒い日が3日続くと、その後4日は暖かい日になり、寒い中にも少しだけ春の気配が感じられ、春はもう目の前まできています。
【旬のモノ】
①魚 「鰤」(ブリ)
成長するにつれ呼び名が変わる出世魚の「鰤」、縁起物としてお歳暮に
贈る地方や、お正月のお節料理には欠かせない地方もあるようです。
又、脂が多い魚なので「アブラ」が「ブラ」となり、更に転訛して「ブリ」という名前になったようです。頂き方も「刺身」、「しゃぶしゃぶ」、
「照り焼」、「塩焼き」などあらゆる和食で頂ける美味しい魚の代表的な一つです・
②野菜 「牛蒡」(ゴボウ)
体内の毒素を排出してくれると云われ、血液が浄化され、むくみの解消やお肌の調子を整えてくれるそうです。頂く時には「たたき牛蒡」、「ささがき牛蒡」、「千六本」などに下ごしらえをして調理するとその食感と味や風味が楽しめます。身近に味わうには「牛蒡茶」なども有ります。
③果物 「金柑」(キンカン)
小さくて皮ごと食べられる「金柑」この時期に不足しがちなビタミンCを
摂取するには大変良い果物の一つです。購入する時は 赤みが強く、
丸い形が整ったものを選ぶと良いと云われています。
④樹木 「南天」(ナンテン)
「難を転じて福と成す」という意味に通じる事から縁起物として、正月のお飾りやお祝い事に使用される「南天」、冬に赤い実をつけ、その実を
乾燥させ使用すると「咳止め」の効果が期待される薬用植物としても扱われています。
⑤行事 「節分」(セツブン)
雑節の一つで各季節の始まりの日(立春、立夏、立秋、立冬)の前日のことで「季節を分ける」と云った意味があったようです。江戸時代以降
は特に「立春」の前日を云うようになったようです。そして、季節の変わり目には「鬼」が出て来ると云われた事から「鬼は外、福は内」と豆を
まく習慣や、柊に鰯の頭を玄関に飾る風習が地方によって有るようです。

※ 貴方は「大寒」の寒さの中でどんな事を楽しむご予定が
   御座いますか?

2023/01/06
今日は二十四節季の「小寒」(ショウカン)
冬至より一陽起るが故に陰気に逆らう故益々寒る也
この日は「寒の入り」と云われ寒さはこれからが本番です。池や川の
氷もぐっと厚みを増します。「小寒」から「節分」までの30日間の事を「寒の内」と云います。「寒」が明けると「立春」に成ります。
【旬のモノ】
①魚 「河豚」(フグ)
「河豚」はこの時期、産卵前の一番脂がのって美味しい時期といわれています。「刺身」で頂く場合は「てっさ」と呼ばれています。通常の魚よりも弾力があり、噛み切れないので薄く切り、「ポン酢」に付けて頂くのが一般的だそうです。
②行事食 「七草粥」(ナナクサガユ)
1月7日に「春の七草」(セリ、ナズナ、ゴギョウ、ハコベラ、ホトケノザ、スズナ、スズシロ)を刻みおかゆに炊いて頂きます。年末年始で酷使した胃腸を優しくいたわり、無病息災を願います。
③花 「蝋梅」(ロウバイ)
「蝋梅」は寒さに強く、花の少ない冬に咲く大変貴重な花です。甘い香りがその特徴で「蝋細工」のような花びらと、「梅の花」に似ている事から「蝋梅」と云う名前になったと云われています。
④木 「柊」(ヒイラギ)
「邪気」を払うとされる葉に鋭いとげを持つ「柊」。しかし、老樹になると
鋭いとげは無くなり葉も丸くなってしまいます。
⑤行事 「十日戎」(トオカエビス)
年始めのお祭りで「七福神」の一人で「戎神」をお奉りします。参拝者は
商売繁盛を祈念し、笹に小判や米俵などの「吉兆」(キッチョウ)と呼ばれる縁起物のお飾りを買い求めます。また、福を集める「熊手」や「ざる」
なとも販売されています。

※ 貴方は「寒の内」にどんな事をなさいますか?

2022/12/22
今日は二十四節季の「冬至」(トウジ)
日南の限りを行て日の短きの至りなれば也
一年の中で最も昼が短く、夜が長い日です。この日から日が延び始め
ることから、古くはこの日を年の始点と考えていた事もありました。
寒さを乗り切るために、栄養価の高い「南瓜」を食べ、「柚子湯」に浸かり、無病息災を願います。
【旬のモノ】
①魚 「鮪」(マグロ)
「鮪」は冬に産卵期を迎えます。その為、この時期の「鮪」はたっぷりと
脂がのっています。更に甘味や旨味そした香りも強くなり、この時期の
「鮪」が一番美味しいと云われる方が多いようです。
②野菜 「黒豆」(クロマメ)
「黒豆」の「マメ」という言葉は「真面目」や「忠実」と云った意味に通じることから、「縁起物」とされています。正月のお節料理には欠かすことの出来ない存在ですね!
③果物 「柚子」(ユズ)
「冬至」に欠くことの出来ない「柚子湯」、これは「柚子湯に入ると一年中、風邪をひかない」と云われるように「柚子」には血行を促進し冷え性を和らげる効果があると云われているからです。
④鳥 「雀」(スズメ)
皆さんは「ふくら雀」という言葉をご存じですか?冬に「雀」は寒さから身を守るために全身の羽毛をふらませ暖を取ります。そのふっくらと丸い可愛い姿を「ふくら雀」と呼ぶようになったようです。
⑤行事 「除夜の鐘」(ジョヤノカネ)
各地のお寺さんで大晦日から元旦にかけて108回の「鐘」をつきます。
108回という数字は月数と二十四節季と七十二候を足した数という説。
又、「煩悩の数」という説も有り、その他にも様々な説があるようです。

※ 貴方は「冬至」の日、どんなことを楽しまれますか?

2022/12/07
今日は二十四節季の「大雪」(タイセツ)
雪いよいよ降り重ねる折からなれば也
本格的に冬が到来する頃、朝夕に池や川に氷が、大地に霜柱、山々は雪は覆われ、平野でも雪が降り積もり始めます。新しい年の準備を始める「正月事始め」もこの時期から行われます。
【旬のモノ】
①魚 「鱈」(タラ)
こ直時期になると「鱈」は産卵期を迎え、「海老」や「蟹」など身の回りにあるモノを貪欲にだべてしまうことから「鱈腹」という言葉が出来たと云われています。美味しい「鱈」を選ぶには、お腹の色が白く背中の模様がハッキリとしたものを選びましょう。
②野菜 「大根」(ダイコン)
寒い時期に成ると頂きたくなる「おでん」や「粕汁」、そんな料理に欠かせないものは「大根」ですね!また、年末年始に暴飲暴食が続き、胃がスッキリしないとき、「大根おろし」を頂くと胃の調子が改善されると云われています。
③果物 「洋梨」(ヨウナシ)
「洋梨」を収穫するタイミングはある程度、果実が熟した時に行います。
そして保存し、熟成させてから頂きます。食べ頃はシャリシャリした食感では無く、とろけるような甘さになるまで熟成させてから頂くのが一番美味しさを楽しめます。
④花 「シクラメン」
12月になるとお花屋さんの店頭で鉢植えが並ぶ「シクラメン」その色は
赤、白、ピンク、紫などがあり、また形状もすらっとしたものから細かく波打っているようなものと様々な鉢植えを楽しむことが出来ます。
トルコではブタが「シクラメンの球根」を食べたことから「ブタのパン」、「ブタのマンジュウ」と呼ばれているそうです。
⑤行事 「だるま市」
この時期になると多くのお寺で「だるま市」が行われます。飯泉山勝福寺(神奈川県小田原市)の「だるま市」は関東地方で一番早いもので
境内では所狭しと多くの「だるま」を売る店が並びます。尚、「日本三大だるま市」(富士のだるま市、東京府中の深大寺だるま市、群馬の高崎だるま市)は年が明けてからの開催です。

※ 貴方はこの時期、「正月事始め」でどんな準備を行われますか?

2022/11/22
今日は二十四節季の「小雪」(ショウセツ)
冷えゆるが故に雨も雪となりてくだるがゆえ也
日射しが弱まり、冷え込みが厳しくなり、木々の葉は落ち、平地にも初雪が降り始める頃、まだ積もるほどは降らせないことから「小雪」と云われたようです。
お世話になった方へ、感謝の気持ちを贈るお歳暮の準備をする時期でも有ります。
【旬のモノ】
①魚 「蟹」(カニ)
寒くなると欠かせない鍋料理!この時期には「蟹すき鍋」ですね!
食べ応えで選べば「タラバガニ」の鍋が良いようです。又、うま味を楽しみたければ「ズワイガニ」の鍋がお薦めです。
②野菜 「菠薐草」(ホウレンソウ)
消化吸収が良く食物繊維が豊富な「菠薐草」は胃腸を整え、貧血予防
にもなると云われています。
欧州ではそんな「菠薐草」を「胃腸のほうき」と云っているそうです。
③果実 「蜜柑」(ミカン)
冬、「こたつ」に入り食べるものと云えば「蜜柑」ですね!
ビタミンCが豊富でそれ以外にも多くの栄養素が含まれ、骨粗鬆症の
予防にも効果的だと云われています。しかし、食べ過ぎると身体を冷やしてしまいますのでご注意下さい。
④行事 「新嘗祭」(ニイナメサイ)
11月23日は今年新たに収穫された穀物へ感謝をするお祭りです。
今年収穫された穀物を食べることを「新嘗」と云います。元来は国民的
祭典のようなお祭りでしたが「勤労感謝の日」が制定されてからは一部の神社で行われるように成りました。

※ 「こたつ」が恋しい季節と成りました。貴方は「こたつ」に入りどんな
  モノを頂くのがお好きですか?

2022/11/07
今日は二十四節季の「立冬」(リットウ)
冬の気立ち初めていよいよ冷えゆれば也
この日から「立春」までが「冬」です。木枯らしが吹き、木々の葉は落ち
、日は短くなり時雨が降る季節です。早いところでは初雪の知らせが届きます。真冬の寒さに備えて、冬の準備を始める「こたつ開き」の時期でもあります。
【旬のモノ】
①魚 「牡蠣」(カキ)
貧血の改善効果のある食材の中で最も理想的なバランスのとれた食材の一つです。新鮮な「生牡蠣」は大変美味しいですが貧血改善のためには火が通った暖かい「牡蠣」のほうが効果的だと云われています。
②野菜 「蓮根」(レンコン)
穴が開き、先の見通しが良いことから縁起の良い食べ物と云われています。今年の夏は晴天が多く、気温も高かったことから美味しい「蓮根」
が大量に収穫されると期待されます。
③果物 「林檎」(リンゴ)
果物の中でも最も身体に良い食べ物の一つだと云われる「林檎」毎日食べることで、自律神経を正常に戻し、ストレス解消に効果的な食べ物だと云われています。
④行 「七五三」(シチゴサン)
11月15日は「七五三」です。数え年で男児は3歳、5歳 女児は3歳、
7歳の時に神社へ詣でます。又、「千歳飴」は親御さんが子供の長寿を
願ったことから長さが長いものに成ったと云われています。
※ いよいよ「冬」の到来です。貴方はどんな準備をなさいましたか?

2022/10/23
今日は二十四節季の「霜降」(ソウコウ)
つゆが陰気に結ばれて、霜となりて降るゆえ也
朝晩の冷え込みが更に増し、北国や山里では霜が降り始め、朝には
草木が白く化粧をする頃です。野の花はめっきり減り代わりに山々に
紅葉が栄える時期と成ります。
【旬のモノ】
①魚 「鮭」(サケ)
この時期の「鮭」は「秋味」と呼ばれ、産卵のため故郷の川へ戻ってきます。和食、洋食、中華とどんな料理にも相性抜群です。又、「秋味」に含まれるタンパク質は消化、吸収が他の魚介類より良いと云われています。
②野菜 「生姜」(ショウガ)
「生姜」は身体を温め、免疫力を高める効果があると云われています。
これからの時期、「生姜」を使用した商品が多く出回ります。又、料理だけでなくクッキーのような「お菓子」や「飲み物」にも使用されます。
③果実 「柿」(カキ)
「柿」にはビタミンCが多く含まれており、風邪の予防に良いと云われています。「甘柿」は大きめで四角い形をしています。一方「渋柿」は先端が尖ったような形をしています。「渋柿」の「渋」を抜くにはいくつかの
方法が有り、一般的には「焼酎」に漬け込む方法がとられます。又、
定温の温泉水に漬け込んで「渋」を抜く地方も有ります。
④花 「紫式部」(ムラサキシキブ)
「紫式部」は緑の葉に紫色の実が鮮やかに栄える花です。花言葉は
その容姿の通り「上品」です。名前の由来はあまりにも美しいことから
源氏物語の作者「紫式部」の名前が付けられたと云われています。
⑤行事 「酉の市」(トリノイチ)
「酉の市」は11月の酉の日に鷲神社で行われる祭礼です。この祭礼は
「酉のまち」、「おとりさま」などとも呼ばれています。そしてこの祭礼に
つきものの「熊手」は金銀をかき集めると云う意味で縁起物とされ露天に並び、商売繁盛を願う人々が集い賑わいます。

※ 貴方はこの時期、寒い冬に向かいどんな準備をなさいますか?

2022/10/08
今日は二十四節季の「寒露」(カンロ)
陰寒の気に合って、露むすび凝らんとすれば也
夜が長くなり、冷たい露の結ぶ頃、朝晩の冷え込みはきつくなり、空気が澄んだ秋晴れの過ごしやすい日が多くなります。菊の花が咲き始め
山の木々の葉は紅葉の準備に入り、稲刈りもそろそろ終わる時期です。夜空を見上げると美しくきれいに輝く月が心を癒やします。
【旬のモノ】
①魚 「鰰」(ハタハタ)
「鰰」と云えば秋田の郷土料理には欠かせない存在です。「ぶりこ」と
呼ばれる卵には、ねっとりと濃厚な旨味が濃縮されています。この
「ぶりこ」の品質によって商品価値が決まると云われています。
②野菜 「青梗菜」(チンゲンサイ)
緑黄色野菜の中でもミネラル分が豊富な「青梗菜」、原産国は中国です。3000年も前から食されており、中華料理の食材として多用されています。和名では「体菜」(タイサイ)と呼ばれています。
③果物 「栗」(クリ)
国産の「栗」は中国産や欧州産のものと比較すると大粒で大変、風味
が有ると云われ、調理もシンプルな方法で頂くことが特徴を堪能できるようです。「ゆで栗」、「蒸し栗」、「栗ご飯」と云った料理がお薦めです。
購入する時は 「光沢があり、ずっしりと重みを感じるもの」 を選びましょう。
④物 「柘榴」(ザクロご
「柘榴」の開花は6~7月で、食べ頃になるのは10月にです。国産の「柘榴」は酸味が強く「トッピング材」、「ジュース」、「シャーベット」
などに使用されます。
⑤行事 「スポーツの日」
以前は「体育の日」と云われ「スポーツにしたしみ、健康な心身をつちかう」ことを趣旨として 1964年東京オリンピック開会式 が行われた
10月10日を国民の祝日としていました。2000年より第2月曜日に変更され「スポーツの日」となりました。

※ 貴方は「スポーツの日」にどんな「スポーツ」を楽しまれますか?

2022/09/23
今日は二十四節季の「秋分」(シュウブン)
陰陽の中分となれば也
「秋分」とは昼と夜の長さがほぼ同じになり、太陽は真東から昇り真西へ沈む日のことです。「秋分の日」を中心に、この一週間が秋のお彼岸です。秋の七草が咲きそろい、これから次第に秋が深まって行きます。
【旬のモノ】
①野菜 「松茸」(マツタケ)
香りや味が快く、大変高価なことから「茸の王様」のような存在の
「松茸」色々な料理で楽しまれます。「炭火焼き」、「土瓶蒸し」、
「松茸御飯」・・・どの料理でもその香りや味を楽しめるように調理のどの
タイミングで使用するかが重要なポイントですね。
②魚 「鯖」(サバ)
皆さんは「鯖」を購入する時どんな点を注意しますか?やはり鮮度が
重要なポイントですね!新鮮な「鯖」は身が硬く締まり、青光りしています。特に脂ののった「鯖」はDHAが多く含まれ血液をサラサラにしてくれると云われています。その料理方法も多彩で「塩焼き」、「味噌煮」、
「しめ鯖」、「刺身」と身近に楽しめる料理がうれしいですね!
③果物 「花梨」(カリン)
「花梨」には昔から多くの効能が有ると云われています。特に、乾燥させたモノを煎じて飲めば咳止めや利尿効果が有ります。これから、店頭に「花梨」を使用した「のど飴」を目にする機会が多くなります。
④花 「金木犀」(キンモクセイ)
庭木として植えられることも多く、この時期に甘い香りを漂わせます。
金色の花を付けることから「キンモクセイ」という名前が付けられたと云われているそうです。
⑤行事食 「おはぎ」
年に二回有る「お彼岸」、秋のお彼岸の中日「秋分の日」には「おはぎ」をお供えします。春のお彼岸の中日「春分の日」には「ぼた餅」をお供えします。この二つの行事食は同じモノです。どちらも季節に咲く花、
秋は「萩の花」が咲くので「御萩」、春には「牡丹の花」が咲くので
「牡丹餅」と名前が付けられたそうです。
 
※ 美味しい季節の食材が出回るこの時期、貴方どんなモノを頂き
   ますか?

2022/09/07
今日は二十四節季の「白露」(ハクロ)
陽気ようやく重なり露こごりて白色となれば也
「白露」とは、夜中に大気が冷え、草花や木に朝露が宿り始める頃、
降りた露は光り、白い粒のように見えます。日中の暑さも和らぎはじめ朝夕の心地よい涼風にだんだんと秋の気配が深まって行きます。
【旬のモノ】
①魚 「秋刀魚」(サンマ)
「秋刀魚」と云えば秋の味覚の代表ですね!美味しい「秋刀魚」の見分け方は皮が張り、背中が青黒く光っているものが良いようです。又、頭から背中にかけて盛り上がり、口先が黄色いものは脂がのっていると
云われてます。
②野菜 「南瓜」(カボチャ)
「南瓜」はお菓子にもお料理にも使用可能な野菜です。又、免疫力を
高めるBカロテンや冷え性の改善に効果のあるビタミンEが多く含まれています。この時期にぴったりの食材です。
③果実 「梨」(ナシ)
「シャリシャリ」とした食感が楽しい「梨」は弥生時代の遺跡から種が
発見されており、最も古くから日本で栽培されている果物と云われています。「葡萄」とは異なり枝についている頭の方より、お尻の方の糖度が高いと云われています。
④行事 「中秋の名月」(チュウシュウノメイゲツ)
旧暦の8月15日は満月となり「中秋の名月」または「十五夜」と呼ばれ
日本では「月見団子」や「すすき」をお供え致します。地方によっては
お芋や栗をお供えし、お月見を楽しみます。
今年の「中秋の名月」は2022年09月10日だそうです。

※ 貴方はこの時期、どんな食材をどの様に調理して美味しく頂き
   ますか?

2022/08/23
今日は二十四節季の「処暑」(ショショ)
陽気とどまりて、初めて退きやまんとすれば也
「処暑」とは厳しい暑さの峠を越し暑さがやむと云う意味だそうです。
萩の花が咲き、朝夕には心地よい涼しい風が吹き、虫の音が心を癒やします。又、穀物が実り始めます。しかし、同時に台風シーズンの到来となります。
【旬のモノ】
①魚 「鰯」(イワシ)
この魚の名前の由来は、すぐに弱ってしまう魚 と云うことから「魚」に「弱い」をつけて「鰯」に成ったとと云われています。実際は「海の米」、
「海の牧草」と呼ばれて、世界中の海の生態系の土台として支えている魚です。
②果実 「葡萄」(ブドウ)
この果実は世界中で約10,000種以上もの種類が存在し、日本では40種以上の「葡萄」が栽培されているそうです。面白いことに「葡萄」の糖度は房の上の部分が高く甘いそうです。食するときは房の下の方から
頂いていくと徐々に甘さが強くなり最後まで美味しく頂けます。
③花 「木槿」(ムクゲ)
「槿花一朝の夢」と云った成句が存在するように 朝に開いて、夜にしぼんでしまうほど、はかなく、涼やかな花と云われています。弊社でも
毎年、真っ赤な八重の「木槿」が植栽の一番奥で可憐な花を咲かせています。
④虫 「松虫」(マツムシ)
昔から「鈴虫」と共に秋の鳴く虫の代表とされている「松虫」。「チッチリリッ」と高音域で秋の夜長に癒やしの音色を奏でます。

※ 貴方は秋の夜長、どの様に楽しまれますか?

2022/08/07
今日は二十四節季の「立秋」(リッシュウ)
初めて秋の気立つがゆえなれば也
この日から「立冬」までが「秋」です。毎日、暑い日が続き一年で
一番暑い頃です。お盆明けには「秋」の気配が少しずつ感じられ
て来ます。
この日から季節の挨拶も「暑中見舞い」から「残暑見舞い」へと
変わります。
【旬のモノ】
①野菜 「玉蜀黍」(トウモロコシ)
世界三大穀物と云えば「米」、「小麦」そして「玉蜀黍」です。最近は
多くの種類が紹介され「甘さ」や「食感」を楽しむ人が増えています。
一般的に美味しい「玉蜀黍」の見分け方は ひげが茶色く、ふさふさ
しているモノと云われているようです。又、収穫後は糖度の減少が
早いので朝取りのモノはすぐに食すか、調理すると良いようです。
②果物 「桃」(モモ)
「桃」はバラ科モモ属の落葉小高木です。中国原産で食用・観賞用
として世界各地で栽培されています。春のには五弁または多重弁の
花を咲かせ、夏にはジューシーな甘い球形の果実を実らせます。
この果肉には肌を若返らせる効果があるそうです。8月8日から10日
は八(ハチ)、九(ク)、十(トウ)の語呂合わせで「白桃の日」とされて
いるそうです。
③花 「向日葵」(ヒマワリ)
この花は中国で「太陽花」、英語では「Sunflower」と云われるよう
に、どの地域でも「太陽の花」として親しまれています。最大の
生産国はロシアです。ロシアでは「国の花」とされ、日本でも43の
市区町村の花に指定されているそうです。又、ソフィアローレン
主演の「ひまわり」という映画がありましたね!
④行事 「エイサー」
「エイサー」は沖縄県でお盆の行事として行われています。元々は
青年男女が無病息災などを願い「エイサー」を踊りながら集落内を
練り歩いていたそうです。太平洋戦争後は各地の「エイサー」が
集まり大会が行われるように成ったようです。

※ 貴方は異常に厚いこの残暑をどの様にして乗り越えますか?

2022/07/23
今日は二十四節季の「大暑」(タイショ)
暑気いたりつまりたるゆえんなれば也
一年で最も暑さが厳しく感じれられる頃です。学校は夏休みに入ります。空には積乱雲の峰が高々とそびえます。体力を保つために鰻を食する「土用の丑の日」。又、全国各地でお祭り、花火大会が行なわれ、夏の風物詩が目白押しです。
①野菜 「ゴーヤ」
「ゴーヤ」は沖縄県の特産物で、独特の苦味があります。苦味が苦手な方には水さらしや塩もみをして苦味を軽減してから調理を行います。
最近は「ゴーヤ」を使用して緑のカーテンを作成し、夏の日射しを緩和して、なおかつ「ゴーヤ」も収穫し楽しまれている方もおられます。
②花 「白粉花」(オシロイバナ)
この花の黒い種の中にある白い粉を子供たちがおしろいの代わりにして遊んでいたことから「白粉花」と云われるようになったようです。
この花は夕方に開花して翌朝にはしぼんでしまうことから「夕化粧」
とも呼ばれているようです。
③虫 「カブトムシ」
夏の昆虫の王様「カブトムシ」いつの時代でも子供たちに大人気です。
頭部にニョキッと生えた立派な角、この角で相手の虫をひっくり返して
しまう様子は虫の王様の迫力ですね。子供の頃は雑木林のクヌギ等の
樹木で樹液が出ている箇所に集まる「カブトムシ」を採取に行きました。
自分だけの秘密の場所で大きな「カブトムシ」を採取し、友達に自慢したことが思い出されます。
④魚 「金魚」(キンギョ)
夏祭りの縁日で定番の「金魚すくい」子供から大人までとても人気がありますね!「金魚」は縁起物とされ 中国では「金余」と書き、お金が余ることから金運上昇の意味があると云われています。
⑤行事 「ねぶた祭り」
「夏の盛りに襲ってくる睡魔をあっちに行け!」と、睡魔を船や灯籠に乗せて川に流したことが このお祭りの発祥だと云われています。現在は
勇壮でたくましい武者絵などが描かれた灯籠を山車に乗せて街中を練り歩くお祭りです。特に「青森ねぶた祭り」は毎年200万人以上の人々が参加するとても人気のある「東北三大祭り」の一つです。
※ 貴方は「大暑」にどんな事やどんなモノを思い浮かべますか?

2022/07/07
今日は二十四節季の「小暑」(ショウショ)
大暑来たれる前ならば也
梅雨が明け、本格的な暑さが始まり、集中豪雨が度々発生するような時期です。蓮の花が咲き、蝉の合唱も始まります。暑中見舞いを出すのもこの頃です。暑い夏を乗り切るために、美味しい栄養価のあるものを頂き体力を付けておきたいところです。
【旬のモノ】
①野菜 「大蒜」(ニンニク)
古代エジプト時代、ピラミッド建造の労働者たちに与えられたと云われています。この野菜にはアリシンと云う成分が含まれておりエネルギーの発生に寄与すると云われています。スタミナがつく食材の代表選手で、暑い夏を乗り切るには欠かせない食材の一つです。
②魚 「鰻」(ウナギ)
この魚は万葉の時代から、身体に良い効能があるとされ、薬代わりに
食されてきました。「土用の丑の日」に食され、疲労回復、視力回復や
皮膚・髪の毛・咽頭などに潤いを与えると云われているようです。因みに2022年7月の「土用の丑の日」は7月23日(土)です。
③行事 「七夕祭り」(タナバタマツリ)
「七夕」は織姫星と彦星が、一年に一度だけ天の川を渡り、会うことが許された特別な日です。京都の北野天満宮の七夕祭りや香川の金刀比羅宮の七夕鞠など各地で様々な七夕行事が行われています。
④行事 「祇園祭」(ギオンマツリ)
このお祭りは全国に二千三百顕在する八坂神社で行われるお祭りです。総本山で有る京都の八坂神社では7月1日から一ヶ月間、毎日のように各種の神事や行事が行われる とても長いお祭りです。
※ 「大暑」に向けてこの時期に貴方はどんな準備をなさいますか?

2022/06/21
今日は二十四節季の「夏至」(ゲシ)
陽熱至極し また、日の長きのいたりなるを以て也
一年で一番昼が長く、夜が短くなる時期です。全国、大部分の地方では梅雨に入ります。気温は上昇し、暑さが日に日に増してきます。花菖蒲や紫陽花などの雨の似合う花が綺麗に咲く時期となります。
【旬のモノ】
①魚 「鮎」(アユ)
清流に住む淡水魚の代表と云われる「鮎」 生息する川により味が違う
と云われています。また、「香魚」(コウギョ)とも呼ばれように「きゅうり」のような独特の香りがすることでも知られています。
②野菜 「オクラ」
「オクラ」を刻み混ぜると独特の「粘り気」が出てきます。この「粘り気」は免疫力を高め、胃の粘膜を強化し、ストレスで弱った胃腸の調子を
整えてくれると云われています。夏バテ防止のため、「夏のネバネバ野菜」を積極的に頂くよう勧める方もおられます。
③果物 「夏みかん」
「夏みかん」には、疲れを緩和する「クエン酸」や日焼けのお肌に効果的な美肌効果のある「ビタミンC」がたっぷりと詰まっています。酸味が
強く、香りが良いため、「レモン」の代わりとして活用される人もおられます。
④飲み物 「ひやざけ」
常温でお燗をせずに頂くお酒が「ひやざけ」です。冷蔵された「冷酒」
(レイシュ)とは違います。日本酒の美味しさを味わえるのは「ひやざけ」の常温を勧める人が多いようです。
⑤行事 「夏越の祓」(ナゴシノハラエ)
六月の末日(晦日)は十二月の大晦日と同じく「大祓」(オオハラエ)の日
です。この日は全国各地の神社で罪や厄災を祓う「夏越の祓」が行われます。茅草で作られた輪をくぐる「茅の輪くぐり」が行われます。
※ 貴方は一年で一番長い昼をどの様に過ごされますか?

2022/06/06
今日は二十四節季の「芒種」(ボウシュ)
芒(ノギ)ある穀類、稼種する時也
「稲」や「麦」など穂の出る「芒」のある穀物の種を蒔く時期のことを云います。最近は種まきの時期が早くなって来ています。「芒」とは「稲」の穂先にあるとげのような先の尖った突起物のことです。この頃から雨空
が多くなり西日本では「入梅」に入る頃です。
【旬のモノ】
①魚 「縞鯵」(シマアジ)
「鯵」の種類の中では最も美味しいと云われる高級魚です。その魚体は大きく育つと1メートル以上に成り、大きくなるに従い、目の後ろ部分
が盛り上がって来ます。生きていて、鮮度の良いときには黄色い縦縞が一本体側に走っています。通常、お刺身で頂くことが多いのですが
カルパッチョ、塩焼き、味噌焼き、酒蒸し、あら煮など多くの調理法で
美味しく頂けます。
②野菜 「トマト」
原産地は南米ペルーのアンデス高原と云われています。代表的な
夏野菜で、真っ赤に実る果実は長期間にわたり収穫が出来ます。
リコピンのほかβーカロテン、ビタミンCなどの栄養素を豊富に含む
野菜です。一本仕立てで1年間の長期栽培を行うと、その大きさは
8~10メートルにも達する程、大きくなるそうです。
③花 「紫陽花」(アジサイ)
原産国は日本です。欧州で品種改良されたものは「セイヨウアジサイ」と
呼ばれています。六月から七月にかけて開花し、白、青、紫または
赤等の色があります。日本、欧州、米国などで観賞用に広く栽培され
多くの品種が作り出されました。 尚、有毒植物ですので、園芸や
切り花として利用する際には取り扱いに注意が必要です。
④行事 「田植祭」(タウエマツリ)
六月の田植えの時期には、大阪の住吉大社で行われる御田植神事
などをはじめ、全国各地で、今年の豊作を田の神様に お祈りする
お祭りが行われます。苦しい田植えの作業を 楽しくする方法として
「田植歌」を歌いながら田植えをするという風習が、「田の神」を祀って
豊穣を願う農耕儀礼と結びついて祭礼となったと云われています。
⑤行事 「父の日」(チチノヒ)
米国の女性が、男手一つで自分を育ててくれた父を讃えて、教会の
牧師へお願いして父の誕生月である六月に礼拝を行ってもらった事
がきっかけとなり、既に「母の日」が始まっていたため、彼女は
「父の日」もあるべきだと考え「母の日のように父に感謝する日を」と
牧師協会へ嘆願して始まったと云われています。
日本の「父の日」は六月第三日曜日【2022年6月19日】です。
※ 貴方は今年の「父の日」をどの様に過ごされますか?

2022/05/21
今日は二十四節季の「小満」(ショウマン)
万物 盈満(エイマン)すれば草木枝葉繁る
陽気が良くなり、草木などの生物が次第に成長して、生い茂ると云う意味です。あらゆる生命が満ち満ちてゆくこの時期、太陽の光を浴びて、
万物がすくすくと成長してゆく季節です。又、「麦」の収穫期にあたる
「麦秋」(バクシュウ)呼ばれる時期にもあたります。
西日本では「はしり梅雨」が現れます。
【旬のもの】
①野菜 「辣韮」(ラッキョウ)
中国が原産地で日本には薬用や野菜として9世紀までに伝来したようです。「塩辣韮」や「甘酢漬け」として美味しく頂きます。又、若摘みした
ものは「エシャロット」と呼ばれ「酢味噌」等をつけて生で頂きます。食欲増進の効果が期待できるようです。
②果実 「さくらんぼ」
「さくらんぼ」の語源は「桜坊(サクラボウ)」と云うように「桜」を擬人化したと云われています。桜類の果実は多くのものが食されますが現在、一般的に店頭で販売されているものは「ヨーロッパ種」のものだそうです。色々な味や色、形のものがありバリエーションも楽しめます。
③果実 「メロン」
「メロン」はアフリカ原産で日本には明治時代に持ち込まれました。
しかし、栽培環境を整えるのが難しく、試行錯誤を繰り返し栽培されるようになりました。その為、高価な果物の代名詞に成ってしまいました。果肉は「赤肉種」・「青肉種」・「白肉種」の三種類があります。
④行事 「潮干狩り」(シオヒガリ)
海水温も上がり干潟に貝類が豊富に育つこの時期、「潮干狩り」は潮の干満差が大きな「大潮」の時期に行うと大量の貝類を取ることが出来ると云われています。家族揃って熊手とバケツを待ち「潮干狩り」を楽しみましょう。尚、炎天下での熱中症に注意しましょう。
※ 美味しい食材が店頭に並ぶこの時期、貴方はどんな食材を頂きま
  すか?

2022/05/05
今日は二十四節季の「立夏」(リッカ)
夏の立つがゆへ也
この頃から「立秋」の前日までが夏です。野山は新緑に彩られ、爽やかな五月晴れの大空には「こいのぼり」が泳ぎ、田畑ではカエルが鳴き始め、筍も顔を現します。一年のうちで最も過ごしやすい季節と云われています。
旬のモノ
①魚 「浅蜊」(アサリ)
お吸い物、酒蒸しなど和洋中の料理を問わず活躍する万能食材の一つです。栄養価も高く、ミネラルや鉄分も豊富です。そして、「浅蜊」という漢字は「浅い海の中で砂を堀り隠れて生活する貝」と云う意味があるそうです。
②野菜 「人参」(ニンジン)
カロテンが豊富な「人参」は免疫力を高めてくれる食材の一つです。
一般的な「人参」はオレンジ色をしていますが「白色」、「黄色」、「紅紫色」、「黒紫色」など色々な色のモノが栽培されているようです。
③花 「スイトピー」
「スイトピーの花」は「エンドウ豆の花」に似ており、そこから「香りのよいエンドウ豆」と云われるようになったようです。因みに「エンドウ豆」もこの時期が旬の食材に一つです。
④行事 「こいのぼり」
五月五日は「端午の節句」です。そして、「こいのぼり」が五月晴れの大空を泳ぎます。その姿を見ていると元気をもらえます。この「こいのぼり」には「鯉」が滝をのぼって「躘」になると云う逸話から男児の立身出世を願う親の思いがこめれれていると云われています。
⑤行事 「母の日」(ハハノヒ)
日本では5月の第二日曜日が「母の日」です。「母の日」に「カーネーション」を贈ることが一般的に成ったのは米国のある女性が母の命日に、教会で「カーネーション」を配ったことが起源だと云われています。
※ 貴方にとって「母の日」はどんな一日になるでしょうか?

2022/04/20
今日は二十四節季の「穀雨」(コクウ)
春雨降りて百穀を生化すれば也
田んぼや畑の準備が整い、たくさんの穀物に、たっぷりと水分と栄養が
ため込まれ元気に育つよう天からの柔らかな恵みの雨が降る頃です。
この頃から、変わりやすかった春の天候も安定し日射しも少しずつ強くなってゆきます。
旬のモノ
①魚 「槍烏賊」(ヤリイカ)
「槍烏賊」はその細長い容姿から地方によって「ササイカ」、「サヤナガ」
、「テッポウイカ」などと呼ばれています。そして、魚体は「透明」、「茶色」、「白色」と変化します。新鮮なものを選ぶには「透明」な体色の
ものを選びましょう。
②野菜 「筍」(タケノコ)
竹類の地下茎から発育した幼茎が「筍」です。漢字で書く「筍」の由来ですが、「竹」は十日間(一旬)ほどで成長するため竹の旬の時期という意味があると云われているようです。
③花 「藤」(フジ)
桜の開花が峠を越し葉桜になると次は「藤」の花の季節になります。
古くから日本では「藤棚」や「盆栽」に仕立てられることが多く、紫の花が垂れ下がり、周囲の緑にその姿を鮮やかに演出し、誰もの心を魅了
します。
④行事 「八十八夜」(ハチジュウハチヤ)
「八十八夜」は「立春」から数えて、八十八日目の夜です。田植えや
茶摘みが行われる時期になります。「長寿の薬」とした、八十八夜に
摘んだ茶葉は珍重されたそうです。
※ 貴方は「立夏」に向かい、この時期をどのように過ごされますか?

2022/04/05
今日は二十四節季の「清明」(セイメイ)
万物発して清浄明潔なれば、此芽は何の草としれる也
「清明」とは万物が清らかで生き生きとした様子を表した「清浄明潔」
の略です。晴れ渡った空は青く澄み渡り、爽やかな風が吹き抜け、
地上に目を移せば、花が咲き乱れ、蝶が舞う季節です。
【旬のモノ】
①魚介 「栄螺」(サザエ)
産卵期の春から初夏が旬と云われています。「栄螺」は「小さい家」
と云う意味だと云われ、「ササ」が小さいを表し「エ」が家を表している
と云われています。新鮮なものは「お刺身」で歯ごたえと磯の香りを楽しみ、「壺焼き」では磯の香りに醤油の香ばしさが食をそそります。
②野菜 「三つ葉」(ミツバ)
元々、野草だったものを江戸時代から栽培するようになったようです。
「葉」が三つに分かれることから「みつば」と呼ばれるようになったそう
です。「椀物」や「汁物」の料理には春を伝えるアクセントとして欠かせない野菜ですね!
③野菜 「新ジャガイモ」(シンジャガイモ)
この時期、収穫される「新ジャガイモ」、秋ものと比較すると、とても
小ぶりで鮮やかな色をしています。また、皮も柔らかく、水々しいのが
特徴の一つです。きれいに洗い、皮を付けたまま「煮物料理」で美味しく頂けます。
④花 「アネモネ」(アネモネ)
「赤」、「ピンク」、「紫」、「白」などの色があり、一本の茎に大きな花
が咲き、とても存在感のある花です。また、その名前はギリシャ語で「風」を表していると云われ、花言葉は「はかない恋」だそうです。
⑤行事 「十三詣」(ジュウサンマイリ)
数えで13歳になる子供たちが、知恵や福徳を授かるようにと、
「虚空蔵菩薩」さまを参拝する行事です。お参りする時には好きな漢字を一字書き「お身代わり」として捧げます。
※ 万物が清らかに生き生きと活動するこの時期、貴方も積極的に
   なされることが御座いますか?

2021/03/21
今日は二十四節季の「春分」(シュンブン)
日天の中を行て昼夜等分の時也
この日を挟み前後七日間が「お彼岸」です。「花冷え」や「寒さ戻り」があるので暖かいと云っても油断は禁物です。昼夜の長さがほぼ同じとなり、日に日に昼の時間が長くなって行きます。又、「自然をたたえ、生物を慈しむ日」とされています。多くの出会いや別れがあり新生活の始まりなど変化の多い時期ですね!
旬のモノ
①魚 「帆立貝」(ホタテガイ)
「帆立貝」の名前の由来は貝殻が開いた状態の時「帆船」のように片側の貝殻が船でもう一方の貝殻が帆に見えることから名付けられたようです。この時期、その身は厚くなりタンパク質が増え、旨みも濃厚になり、食べ頃です。鮮度の良いものは「お刺身」、そして「バターで炒め」、「焦がし醤油」・・・様々な料理の食材として調理されます。
②野菜 「土筆」(ツクシ)
「土筆」は田畑や河原の土手に群生することが多く、その花言葉は
「向上心」だそうです。真っ直ぐに大空に向かい伸びる様は前向きそのものですね!子供の頃、「土筆」を摘んで帰ると母が「土筆のハカマ」を丁寧に外し、きれいに洗って「甘辛い佃煮」や「卵とじ」にして頂いたことがありました。
③お菓子 「桜餅」(サクラモチ)
このお菓子は「お餅」の中に「餡」を入れ、塩漬けされた「桜の葉」でつつみます。ほのかな「桜の葉」の風味に食をそそられます。又、関東風と関西風のものがあるようで、江戸で考案されたものが、関西に伝わるときにアレンジされたようです。
④花 「チュウリップ」(チュウリップ)
春を告げるこの花は「赤」、「白」、「黄色」、「オレンジ」この他にも様々な色や形の品種があるようです。日本に輸入されたのは江戸時代末期
のようで、現在は新潟県、富山県の「県花」とされています。
※ これから貴方は日が延びてきた時、如何過ごされますか?

2022/03/06
今日は二十四節季の「啓蟄」(ケイチツ)
陽気地中にうごき、ちぢまる虫、穴をひらき出でれば也
冬眠をしていた虫たちが穴から出てくる頃という意味。実際に虫が活動を始めるのはもう少し先です。「柳」の若芽が芽吹き「蕗の薹」の花が咲き、爽やかな風と麗らかな春の光の中で生き物が生き生きと動き出す時期です。
旬のモノ
①魚 「鱵」(サヨリ)
春から秋にかけて漁が行われ、3月から5月が最盛期です。「天ぷら」
や「お寿司」に用いられる高級食材の一つです。又、お祝いの席には「お吸い物」の具材として長い身を結び「昆布だし」で頂きます。
②野菜 「蕨」(ワラビ)
野山の日当たりの良い場所に生息する山菜です。その特徴は山菜の中でも大変「あく」が強く、時間経過とともに硬くなってしまいます。そこで、採取した当日、確実に「あく抜き」をすることが必要です。
③花 「酢漿草」(カタバミ)
その葉はハート型が3枚つながり、小さな黄色い花が可憐に咲きます。
クローバーと似ていますが全く異なる植物です。夜になると眠りにつくように葉をしぼいませてしまいます。
④行事 「十六団子」(ジュウロクダンゴ)
春になると「田畑の神様」が農作物を守るために山から里に下ってきます。そして、秋に収穫が終わると里から山へ登って行きます。この神様の移動日に当たる3月16日と11月16日に豊作の祈願と収穫の感謝をこめて16個のお団子をお供えします。
※貴方はどんなことに春を感じましたか?

2022/02/19
今日は二十四節季の「雨水」(ウスイ)
陽気地上に発し、雪氷とけて雨水となれば也
降る雪が雨にかわり、深く積もった雪も融け始め山に積もった雪もゆっくりと融け始め、その水は田畑を潤します。昔からこの時期が 農耕を
始める目安とされ、「春一番」が吹き九州の南部では「鶯」の鳴き声が
聞こえ始めます。
旬のモノ
①魚介類 「蛤」(ハマグリ)
縁起の良い貝で「雛祭り」や「結婚式」などのお祝い事に欠かせない存在です。二枚の貝殻は対のもの意外と合わないことから夫婦和合の
象徴と云われています。そのため、祝事に用いられる食材になった
ようです。
②野菜 「春キャベツ」(ハルキャベツ)
他のキャベツより独特の丸みがあり、重なりや巻きが緩やかで葉が柔らかく、比較的、芯の方まで緑が濃く甘みがあります。胃腸を整える
健康食として昔から食されていましたs。
③野菜 「辛子菜」(カラシナ)
独特の辛味と香りがある「辛子菜」、その種は和辛子の原料になります。また、生薬としても効果があるようで神経痛や捻挫などにも「湿布」
として用いられるようです。「金沢の伝統野菜」として認定され、種を絶やさないように大切に栽培されています。
④その他 「霞と霧」(カスミトキリ)
「霞と霧」の違いは目で見る限りではわかりそうでわかりません。「霞」
は春、「霧」は秋の季語とされています。また、「霞」は「たなびく」と云いますが、「霧」は「たちのぼる」と云います。
※ この時期、貴方は八百屋さんの店先に並ぶどんなお野菜に春を
   感じますか?

2022/02/04
今日は二十四節季の「立春」
春の気たつを以て也
この日から「立夏」の前日までが春です。まだまだ寒さの厳しい時期ですが日脚は徐々に伸びてきます。又、「立春」は旧暦で一年の始まりと
考えられていました。その為、季節の節目の行事(節分、八十八夜等)
は「立春」を起点として定められています。そして、「梅の花」も咲き始め
徐々に暖かくなり、春の兆しがうかがわれるようになります。
旬のモノ
①野菜 「蕗の薹」(フキノトウ)
春の訪れを告げるように、雪解けの土の中より顔を出す「山菜」と云えば「蕗の薹」ですね。独特の香りとほろ苦さが春の吐息を感じさせ、
冬季にこわばっていた身体を覚醒させてくれます。又、「熊」は冬眠
から目覚めると最初に「蕗の薹」を食べるとも云われています。
②花 「梅の花」(ウメノハナ)
「梅の花」は春の訪れを知らせるように1月下旬から5月上旬にかけて
日本列島をゆっくり北上して行きます。まだ寒い早春を彩る「梅の花」
古来より多くの歌に詠まれてきました。きっと春の到来を待ちわびる
歌人から深く愛されていたのでしょう。
③鳥 「めじろ」(メジロ)
「めじろ」は鮮やかな黄緑色の羽に、目の周りが白い輪で縁取られて
いるのが特徴です。早春の「梅の花」に引き寄せれれるように二羽の「めじろ」が追いかけながら仲睦まじく飛ぶ様子は大変微笑ましい限
りです。
④行事 「初午」(ハツウマ)
「初午」は「立春」後、最初の「午の日」に行われる行事で、古来より
稲荷詣を行う慣習と豊作祈願が結びついたものだと云われています。
京都ではこの日、伏見稲荷のお祭りでたいそう賑わいます。
※貴方は今年すでに「梅の花」の開花をご覧になりましたか?

2022/01/20
今日は二十四節季の「大寒」(ダイカン)
冷ゆることの至りて甚だしきなれば也
一年で一番寒さが厳しい頃です。見方を変えればこれからは暖かく
なり「三寒四温」という言葉通り寒い日が三日続くと、その後四日は
暖かくなり寒い中にも少しだけ春の気配を感じられます。
春はもう目の前です!
旬のモノ
①魚 「鰤」(ブリ)
「出世魚」の代表と云えばやはり「鰤」、「出世魚」とは大きくなるに
つれて呼び名が代わる魚のことで、江戸時代までは武士や学者には
元服および出世などに際し、改名する慣習がありここからこのように
云われるようになったようです。特にこの時期は「寒鰤」と呼ばれ脂が
充分にのり、その美味しさから珍重され高価で取引されるようです。
②野菜 「牛蒡」(ゴボウ)
身体の毒素を排出してくれると云われる「牛蒡」、血液が浄化され、
むくみや皮膚の肌つやを改善してくれると云われています。手軽に
「牛蒡」の効能を活用するには「牛蒡茶」が良いようです。
③果物 「金柑」(キンカン)
実が小さいことから皮ごと食べられるためビタミンCやミネラルを多く接収できる果物だそうです。美味しい「金柑」の選び方は丸くて形が良く
赤みが強いものが良いようです。
④行事 「節分」(セツブン)
もともと「立春、立夏、立秋、立冬」の前日を「節分」と云っていました。
しかし、江戸時代以降は特に「立春」の前日を「節分」と云うように成ったようです。又、「節分」には季節を分けると云う意味があり、季節の変わり目には「鬼が出る」と云われていたそうです。そこで、「鬼は外、福は内」と豆をまく風習や鬼よけの「柊と鰯の頭」を玄関に飾る習慣のある地方もあります。
※ 寒さ厳しいこの季節、貴方は春に向けどんな準備をなさいますか?

2022/01/05
今日は二十四節季の「小寒」(ショウカン)
冬至より一陽起こるが故に陰気に逆らう故益々冷る也
この日は「寒の入り」と云われこれから更に寒さが厳しく成ります。
「小寒」から「節分」までの30日間が「寒の内」です。「寒」が明けると
「立春」に成ります。
旬のモノ
①魚 「河豚」(フグ)
産卵前で脂がのっているこの時期の「河豚」は大変美味しいと云われています。お刺身で頂くと「てっさ」と呼ばれます。お刺身で食べるには
大変弾力があり、かみ切れないため、透けて見えるくらい薄切りにして
ポン酢を付け頂きます。
②行事食 「七草粥」(ナナクサガユ)
1月7日は無病息災を願い「春の七草」(セリ、ナズナ、ゴギョウ、ハコベラ、ホトケノザ、スズナ、スズシロ)を頂きます。これは年末年始に弱った胃腸をリセットする意味があるそうです。又、調理中に「七草」を切る時に「七草ナズナ唐土の鳥と日本の鳥が渡らぬさきに ストトン トントン」と云った歌を口ずさむ地方があるようです。
③樹木 「柊」(ヒイラギ)
葉の鋭い「とげ」によって邪気を払う木とされています。老木に成ると
「とげ」が無くなり丸い葉に成ります。「節分」の時に玄関にお飾りする
習わしがあるようです。
④花 「蝋梅」(ロウバイ)
甘い香りと蝋細工のような可憐な花びらが特徴で「梅」に似ていることから「蝋梅」と云われるように成ったようです。花の少ない冬に咲き
比較的、寒さに強いこの時期には貴重な花です。
⑤行事 「十日戎」(トオカエビス)
年始めのお祭りで七福神の「戎神」をお奉りする行事です。商売繁盛
を願い参拝者は笹に縁起物の小判や米俵などを飾り付けお詣りします
又、福を集める縁起物の「熊手」や「ざる」なども販売されるようです。
※ 2022年は昨年よりも良い年に成りますように!
  今年も宜しくお願い致します。 

2021/12/21
今日は二十四節季の「冬至」(トウジ)
日南の限りを行て日の短きの至るなれば也
一年で一番夜の長い日です。この日より昼が長く成ることから
この日を年の始点と考えられていた事もありました。寒さを乗り
切るために栄養価の高い「南瓜」を食し、柚子湯に浸かり、
無病息災を願う習慣が残る日です。
①魚 「鮪」(マグロ)
この時期の「鮪」は産卵を迎えるためにたっぷりと脂がのっており
味も一段と良くなり香りが強く職人さんによっては一年で一番美味
しい時期だという人もおります。
②果物 「柚子」(ユズ)
「柚子」には血行促進や冷え性を和らげる効果が有るようで、この
時期に「柚子湯に入ると一年間風邪をひかない」と云われています。
③野菜 「黒豆」(クロマメ)
黒豆は正月料理には欠かせない存在です。「まめ」は真面目という
意味に理解され、縁起物と云われています。
④鳥 「雀」(スズメ)
この時期の「雀」は寒さから身を守るために全身の羽毛を膨らませ
その丸い姿から「ふくら雀」と云わる事があります。
⑤行事 「除夜の鐘」(ジョヤノカネ)
大晦日から元旦にかけて108回の鐘をつき煩悩を払うと云われたり
月の数、二十四節季、七十二節季を足した数という説も有り様々な
説が伝えられているようです。
※今年もお読み頂き有難う御座いました。
  皆様にとって新年が良い年になりますよう お祈り申し上げます。

2021/12/07
今日は二十四節季の「大雪」(タイセツ)
雪いよいよ降り重ねる折からなれば也
本格的に冬が到来する頃で、朝夕には池や川に氷を見るようになり、大地の霜柱を踏むのも、この頃からです。山々は雪の衣を纏って冬の姿となり、平地にも雪が降り積もります。新年の準備を始める「正月事始め」もこの時期から行われます。
旬のモノ
①魚 「鱈」(タラ)
産卵期を迎えた「鱈」は「蟹」や「海老」など身近な周辺に有る物を何でも食べてしまいその風体から「鱈腹」と云う言葉が出来たようです。
美味しい「鱈」はお腹の色が白く、背中の模様がハッキリしている物が良いようです。
②野菜 「大根」(ダイコン)
「大根」は暖かい冬メニューの「おでん」や「粕汁」には欠かせない具材です。又、「大根おろし」は年末年始で暴飲暴食し胃がスッキリしない時に食べると不快感を解消すると云われています。
③果物 「洋梨」(ヨウナシ)
「洋梨」は他の果実と違い、ある程度熟した物を収穫します。そして、
保存、熟成させて頂きます。その為、食べごろの見極めが難しく重要
です。通常の「梨」のようなシャリシャリとした食感で無く とろけるような甘さが特徴の果物です。
④花 「シクラメン」(シクラメン)
毎年この時期になるとお花屋さんの店頭に並ぶ「シクラメン」 赤、白、
ピンク、紫と数多くの色があります。トルコでは「シクラメン」の球根を「豚」が食べたことから「ブタのパン」、「ブタのマンジュウ」とも呼ばれているようです。
⑤行事 「だるま市」
この時期に、関東地方で一番早い「だるま市」が神奈川県小田原市の飯泉山勝福寺で行われます。境内では多くの「だるま」を販売する露天が並びます。
「日本三大だるま市」(静岡県富士市「毘沙門天祭だるま市」、東京都調布市「深大寺だるま市」、群馬県高崎市「高崎だるま市」)は年明けに行われます。
※いよいよ冬本番、新年に向け貴方はどんな準備を始めますか?

2021/11/22
今日は二十四節季の「小雪」(ショウセツ)
冷えるが故に雨も雪となりてくだるがゆえ也
日差しが弱まり、冷え込みが厳しく成る季節。木々の葉は落ち、平地にも初雪が舞い始めます。積もるほどに降らないことから「小雪」と云われたようです。そして、お世話になった方に感謝の気持ちを贈るお歳暮の準備を行う時期でもあります。
旬のモノ
①魚 「蟹」(カニ)
ズワイガニ漁が解禁され「蟹」の美味しい季節に成りました。寒いときは「蟹すき鍋」が最高ですね!「蟹」の種類ではタンパクでボリュームがある「タラバガニ」が良いようです。又、うま味を存分に味わいたい時は「ズワイガニ」がお薦めのようです。
②野菜 「菠薐草」(ホウレンソウ)
欧州では「胃腸のホウキ」と云われる「菠薐草」消化吸収が良く、食物繊維が多く含まれています。胃腸を整え貧血防止にも成るようです。
③果物 「蜜柑」(ミカン)
ビタミンC以外にも多くの栄養素が含まれ、骨粗鬆症の予防にも効果的だと云われる「蜜柑」。寒い冬のには「こたつ」に入り「蜜柑」を頬張ることも冬の楽しみの一つですね!
④鳥 「翡翠」(カワセミ)
「青い宝石」、「渓流の宝石」と云われる「翡翠」。弊社の所在地:神奈川県綾瀬市の鳥でも有ります。この鮮やかな色は構造色といい
「翡翠」の色素によるものでは無く、「光」の加減で青く見えると云われています。
⑤行事 「新嘗祭」(ニイナメサイ)
11月23日、新しい穀物の収穫に感謝するお祭りです。「新嘗」とは
その年に収穫された穀物を頂くことです。元来、全国民の祭典のような
お祭りでしたが「勤労感謝の日」ができてからは一部の神社で行われるように成ったようです。
※冬に向かい 貴方は「こたつ」の温もりの中でどんなお食事を召し上がりますか?

2021/11/07
今日は二十四節季の「立冬」(リットウ)
冬の気立ち初めていよいよ冷ゆれば也
この日から立春の前日までが冬です。木枯らしが吹き、木々の葉も落ち、日は短くなり、時雨が降る季節です。北国や高山からは初雪の知らせも届きます。真冬の寒さに備えて、冬の準備を始める「こたつ開き」の時期でもあります。
旬のモノ
①魚 「牡蠣」(カキ)
「牡蠣」は貧血の改善に効果がある食材の中で最も理想的な食べ物と云われています。新鮮な「生牡蠣」は大変美味しいですが、貧血には火を通した暖かい「牡蠣」のほうが効果的だと云われています。食べ方も「生牡蠣」、「焼き牡蠣」、「牡蠣の土手鍋」等々、多くのバリエーションが有りますね。
②野菜 「蓮根」(レンコン)
「蓮根」はその断面を見ると穴が開き、先が見え、見通しが良いことから縁起の良い食べ物と云われています。今年の夏は高温で晴れの日が多く「蓮根」の育成には大変良い季候だったので 美味しい「蓮根」が大量に収穫されると期待されます。
③果物 「林檎」(リンゴ)
身体に良い果物の代表選手である「林檎」毎日、食べる事で自律神経の乱れを正常に戻してストレスを解消してくれる効果があると云われています。美肌効果もある様で体内から美しさを維持してくれるようです。
④花 「茶の花」(チャノハナ)
名前の通りにお茶の木に咲く白い花です。花の姿は「椿」を小ぶりにした様な花で「実」も「椿の実」によく似ています。又、搾油するとその成分も「椿油」と似ていることから「椿油」のように化粧品などで使用されることも有るようです。
⑤行事 「七五三」(シチゴサン)
11月15日は「七五三」のお祝いです。数え年で男子は3歳、5歳 女子は3歳、7歳の時に各地の神社へ参拝に参ります。「千歳飴」は親が子供の長寿を願って長く成ったと云われています。
※貴方は、この時期にどんな冬支度をなさいますか?

2021/10/23
今日は二十四節季の「霜降」(ソウコウ)
露が陰気に結ばれて、霜となりて降るゆえ也
朝晩の冷え込みがさらに増し、北国や山間部では、霜が降りて朝には草木が白く化粧をする頃。野の花の数は減り始め、代わって山を紅葉が飾り、だんだんと冬が近づいてきます。
旬のモノ
①魚 「鮭」(サケ)
この時期の「鮭」は「秋味」と云われ、産卵のために故郷の川へ戻ってきます。わ和・様・中どんな料理にも相性が良く「秋味」に含まれている
タンパク質は、他の魚よりも消化・吸収が良いと云われています。
②野菜 「生姜」(ショウガ)
身体を温め、免疫力を高める効果の有る野菜として注目されています。
この時期から「生姜」を使った商品が多数、販売され、料理だけで無くお菓子(クッキー)などにも使用されるようです。
③果物 「柿」(カキ)
ビタミンCを多く含み、風邪の予防にも良いと云われています。「甘柿」は大きく四角い形をしていますが「渋柿」は先の尖ったような形をしています。「渋柿」も「焼酎」に漬け込むと「渋味」をおさえ美味しく頂けます。又、「柿」は焼いても美味しいことを先日教えて頂きました。
④花 「紫式部」(ムラサキシキブ)
「紫式部」は紫色の実と緑の葉が鮮やかな花で。 花言葉は 「上品」です。この花はあまりにも紫色が美しいことから「源氏物語」の作者である「紫式部」の名前が付けられたと云われています。
⑤行事 「酉の市」(トリノイチ)
鷲神社で11月の酉の日に行われる祭礼です。このお祭りは「酉のまち」、「おとりさま」とも呼ばれており、金銀をかき集めると云う意味で
縁起物の熊手が露天に並び、商売繁盛を願う人たちで賑わいます。
※ めっきり寒くなりました。貴方は冬に向かい晩御飯の食卓をどんな     
   料理で楽しまれますか?

2021/10/08
今日は二十四節季の「寒露」(カンロ)
陰寒の気の合って、露むすび凝らんとすれば也。
夜が長くなり、冷たい露の結ぶ頃、朝晩の冷え込みがきつくなり秋もいよいよ本番、空気の澄んだ秋晴れの過ごしやすい日が多くなります。菊の花が咲き始め、山の木々の葉は紅葉の準備に入り、夜空を見上げると美しくきれいに輝く月が見られます。稲刈りもそろそろ終わる時期に成ります。
旬のもの
①魚 「鰰」(ハタハタ)
秋田の郷土料理には無くては成らない存在の魚です。「ぶりこ」と呼ばれるたまごには旨みが濃縮されてねっとりと濃厚です。この「ぶりこ」によって商品価格が決まるそうです。
②野菜 「青梗菜」(チンゲンサイ)
ミナラルが豊富な緑黄色野菜です。和名では「体菜」(タイサイ)と呼ばれています。原産国の中国では3,000年もの昔から食されている野菜で多くの中華料理に使用されます。
③果物 「栗」(クリ)
海外のモノに比べ国産の「栗」は大型で風味が良好と云われています。そのため、シンプルな食べ方がお薦めで「ゆで栗」、「栗ごはん」が良いようです。購入する時は、ずっしりと重みがあり光沢のあるモノを選びましょう。
④果物 「柘榴」(ザクロ)
「柘榴」の開花は6~7月ころで丁度、10月が食べ頃に成ります。国産のモノは酸味が強くトッピングやジュース、シャーベットなど食すると美味しいと云われています。輸入物は甘みが強くこれもお薦めです。
⑤行事 「スポーツの日」
以前は「体育の日」とされ、1964年東京オリンピック開会式の行われた
10月10日を記念した祝日でした。「スポーツに親しみ、健全な心身をつちかう」ことが趣旨でした。2000年より10月第二月曜日に変わり、名称も「スポーツの日」と成りました。
※すごしやすい気候、美味しい食べ物も豊富に出回ります。貴方は
  この時期、何を満喫されますか?

2021/09/23
今日は二十四節季の「秋分」(シュウブン)
陰陽の中分とならば也
暑い日は減り代わりに冷気を感ずる日が増し、秋の七草が咲きそろいます。春と同じように太陽が真東から昇り、真西へ沈み、昼と夜の長さが同じになります。「秋分の日」を中心とした一週間が秋のお彼岸となります。次第に秋が深まってゆきます。
旬のモノ
①魚 「鯖」(サバ)
身が硬く、青光りしているものが新鮮だと云われています。特に脂の
のった「鯖」は血液をサラサラにしてくれると云われています。塩焼き、
味噌煮、しめ鯖、刺身など調理方法も多彩です。
②野菜 「松茸」(マツタケ)
香りや味わいが良く、高価なことから「茸の王様」のような存在です。
「松茸ご飯」を作るときは加熱しすぎると香りが飛んでしまうことがあり
ご飯が炊き上がる直前に釜の中へ入れることが美味しく作るコツだそうです。
③果物 「花梨」(カリン)
「花梨」には様々な効能があるとされ、乾燥したものを煎じて飲めば
咳止めや利尿効果があると云われています。そこで「花梨味ののど飴」
なども多数、販売されています。
④行事 「おはぎ」
秋分の日には「おはぎ」が供えられ、春分の日には「ぼたもち」が供え
られます。この二つは同じモノですが 春には「牡丹」の花が咲くので
「牡丹もち」、秋には「萩」の花が咲くので「御萩」と云われるようになったようです。
貴方は「鯖」をどのように調理して頂くことがお好きですか?

2021/09/08
今日は二十四節季の「白露」(ハクロ)
陰気ようやく重なりて露こごりて白色となられば也
野には薄の穂が顔を出し、秋の趣がひとしお感じられる頃、夜中に大気が冷え、草花や木々に朝露が宿り始め、降りた露は光り、白い粒のように見えます。日中の暑さも和らぎはじめ、だんだんと 秋の気配が深まってきます。
旬のモノ
①魚 「秋刀魚」(サンマ)
「秋刀魚」は秋の味覚の代表選手です。美味しい「秋刀魚」は皮がピン
と張り、背が青黒く光っています。頭から背中にかけて盛り上がり、口先が黄色く成っているのが脂がのっている証のようです。
②野菜 「南瓜」(カボチャ)
「おかず」にも「お菓子」にも使用される「南瓜」、免疫力を高める「Bカロテン」や冷え性改善に効果のあると云われる「ビタミンE」が多く含まれており、季節の変わり目、今の時期に頂いて欲しい食材です。
③果物 「梨」(ナシ)
「シャリシャリ」とした食感がくせになる果物ですね。日本で栽培されて
いる果物の中では最も古くから栽培されいると云われています。弥生
時代の遺跡からも「梨の種」が発見されています。甘みの分布は枝のについてていた頭よりお尻の部分の方が甘いようです。
④行事 「中秋の名月」(チュウシュウノメイッゲツ)
旧暦の8月15日は満月にあたり、「中秋の名月」または「十五夜」
と呼ばれています。ちょうど里芋の収穫時期にあたり「芋名月」とも
呼ばれています。日本では月見団子やすすきをお供えします。地域
によっては芋や栗もお供えされるようです。
貴方はすでに秋の味覚を楽しまれましたか?

2021/08/23
今日は二十四節季の「処暑」(ショショ)
陽気とどまりて、初めて退きややまんとすれば也
「処暑」とは厳しい暑さの峠を越した頃です。朝夕には涼しい風が吹き、心地よい虫の音が聞こえ、暑さが和らぎます。穀物が実り始め、
同時に台風の季節が到来します。
旬のモノ
①魚 「鰯」(イワシ)
「鰯」は「海の米」、「海の牧草」と呼ばれ、世界の海の生態系を支えています。名前の由来は、すぐに弱ってしまう魚と云うことから、魚に弱い
とつけて「鰯」と成ったようです。
②果物 「葡萄」(ブドウ)
世界ではなんと10,000以上の種類が有ると云われている「葡萄」、
日本では約40種類が栽培されているようです。「葡萄の実」は下の方が糖度が低いので房の下から食べると甘みが徐々に強くなり美味しく頂けるようです。
③虫 「まつむし」
昔から「すずむし」とともに秋に鳴く虫の代表とされてきた「まつむし」
高音域で「チッチリリィ」と鳴き、秋の夜長、音色で心を癒やしてくれますね。
④花 「木槿」(ムクゲ)
「槿花一朝の夢」と云った成句が有る「木槿」、朝に開いて、夜には閉じてしまう、はかなく涼やかな花ですね!
貴方は朝夕に虫の音を聞かれましたか?

2021/08/07
今日は二十四節季の「立秋」(リッシュウ)
初めて秋の気立つがゆへなれば也
今日から「立冬」(リットウ)の前日までが「秋」です。
一年で1番暑い日々が続きますが、お盆明けには朝晩涼しくなり秋の気配を感じられるように成ります。季節の挨拶も「暑中見舞い」から「残暑見舞い」へ変わりますね
①果実 「桃」
「桃」は7月から9月が旬を迎える時期です。「桃」のジューシーな果肉は肌を若返らせる効果が有ると云われいるようです。又、8月8日から10日は、「八九十」(ハクトウ)の語呂合わせから、「白桃の日」とされて
います。
②野菜 「玉蜀黍」(トウモロコシ)
「玉蜀黍」は「米」、「小麦」、とともに世界三大穀物の一つです。ひげが茶色く、ふさふさしているものは栄養価も高く美味しい「玉蜀黍」と云われているようです。この時期、綾瀬市内でも盛んに畑で栽培され道路沿いで朝取り「玉蜀黍」が販売されています。
③花 「つゆくさ」
以前から「つゆくさ」の花で布を染めていた事から「着き草」と呼ばれていたそうです。又、「蛍」を飼うときに、竹籠に「つゆくさ」を入れる事から
「蛍草」とも呼ばれていたようです。
④行事 「エイサー」
沖縄ではお盆の行事に「エイサー」が行われます。本来は青年の男女が「無行息災」などを願い「エイサー」を踊りながら集落を練り歩く行事だったようです。戦後になると、各地の「エイサー」が集まって大会を行うように成りました。
お盆明け、貴方はどなたかに残暑見舞いを出されますか?

2021/07/23
今日は二十四節季の「大暑」(タイショ)です。
暑気いたりつまりたるゆえんなれば也
「大暑」は最も暑い頃という意味ですが実際に暑くなるのはもう少し
先のようです。体力を保つために鰻を食べる「土用の丑の日」、が有りますね。学校は夏休みに入り、空には雲の峰が高々とそびえ立つように成ります。又、各地でお祭り、花火大会もこの時期に多く行われ、
夏の風物詩が目白押しに成る時期です。
旬のもの
①野菜 「ゴーヤ」
沖縄県の特産品である「ゴーヤ」 独特の苦みが有りますが、水にさらしたり、塩もみにする事で苦みを軽減できるようです。色々な調理に
使用されますが沖縄料理のチャンプルには欠かせないようです。
②虫 「カブトムシ」
「カブトムシ」はいつの時代でも夏の昆虫の王様ですね!頭に生えた
立派な角で相手の虫をひっくり返してしまう様子には誰もが迫力を
感じますね!
③魚 「金魚」
夏祭りの定番「金魚すくい」子供ら大人まで人気がありますね!
「金魚」は中国語で「金余」と書き、お金が余る事から金運上昇の
意味がり、縁起物とされているそうです。
④行事 「ねぶた祭」
祭りの始まりは、夏の盛りにおそってくる眠気をあっちへ行け!と、
睡魔を船や灯籠に乗せて川に流した事だと云われています。
現在はたくましい武者絵が描かれた灯籠が町を練り歩きます。
貴方はこの暑い時期を快適に過ごす為、どんな事や工夫をされますか?

2021/07/07
今日は二十四節季の「小暑」(ショウショ)です。
大暑来れる前なれば也
梅雨明けが近く、本格的な暑さが始まる頃です。蝉も鳴き始め、蓮の花が咲き、暑中見舞いを出すのもこの頃です。暑い夏を乗り切るために、良質なタンパク質を多く摂取し、体力をつけておきたい時期です。
旬のモノ
①魚 「鰻」(ウナギ)
「鰻」は万葉の時代から薬代わりとして、土用の丑の日などに食されてきたようです。疲労回復の他にも、視力回復や皮膚、髪、痛めた喉など
に潤いをもたらせる効果も有るようです。 
今年の土用の丑の日は 7月28日(水) です。
②野菜 「大蒜」(ニンニク)
「大蒜」は古代エジプトでピラミッド建造の労働者にスタミナ源として与えられていたと云われています。「大蒜」に含まれる「アリイン」と云う
成分が、エネルギーを発生させてくれます。スタミナのつく食材で有り
暑い夏を乗り切るのに活用される食材の代表格の一つです。
③虫 「アゲハチョウ」
羽が鮮やかに発色し美しい、世界中に愛好家の多い「アゲハチョウ」
実はほぼ毎日同じコースを飛んでいるようです。そして、この飛行コースは「蝶道」(チョウドウ)と呼ばれています。
④行事 「七夕」(タナバタ)
この日は織姫星と彦星が、年に一度だけ天の川を渡り、会う事が許される特別な日です。京都の北野天満宮での「七夕祭り」、香川の金刀比羅宮での「七夕蹴鞠」など、各地で様々な七夕行事が行われます。
⑤行事 「祇園祭」(ギオンマツリ)
「祇園祭」は京都のお祭りと思われがちですが、京都だけではなく全国に有る二千三百の八坂神社でお祭りが行われています。総本社である
京都の八坂神社では七月一日から長期間続くお祭りとなります。

今年の「七夕」が良い天気になり、織姫星と彦星が会える特別な日に成りますように!

2021/06/21
今日は二十四節季の「夏至」(ゲシ)です。
陽熱至極し また、日の長さのいたりなるを以て也
一年でいちばん日が長く、夜が短くなる時期です。気温が上がり、暑さは日に日に増していきますが、日照時間は冬に向かって少しずつ短く成って行きます。
旬のもの
①果物 「夏みかん」
「夏みかん」は疲れを和らげるクエン酸と日焼けした肌に効果があると云われるビタミンCがたっぷり詰まっています。酸味が強く、香りが良いのでレモンの代用として使用される事も有ります。
②魚 「鮎」(アユ)
「鮎」は清流に住み、淡水魚の代表とも云えます。住んでいる川によって味が異なり、「キュウリ」に似た独特の香りから「香魚」(コウギョ)と呼ばれる事も有ります。
③野菜 「オクラ」
オクラはその粘り気が免疫力を高め、胃壁の粘膜を強化し、ストレスで弱った胃腸を整えてくれます。夏のネバネバ野菜は夏バテ防止に効果的だと云われています。
④飲料 「ひやざけ」
「ひやざけ」は燗をせずに呑む常温の日本酒の事です。冷蔵された「冷酒」(レイシュ)とは違います。お酒の好きな人によると日本酒の本当の美味しさが出てくるのは常温の「ひやざけ」と云われています。
⑤行事 「夏越の祓」(ナゴシノハライ)
六月の末日(晦日)は十二月の大晦日と同じく「大祓の日」(オオハライノヒ)です。この日は各地の神社で罪や厄災を祓う「夏越の祓」(ナゴシノハライ)が行われ茅草でつくった輪をくぐる「茅の輪くぐり」が行われます。
貴方は一年で最も昼間が長い日をどのように過ごされますか?

2021/06/06
今日は二十四節季の「芒種」(ボウシュ)です。
芒(ノギ)ある穀類、稼種する時也
稲の穂先にある針のような突起を「芒」(ノギ)と云います。稲や麦など
穂の出る植物の種を蒔く頃の事でこの頃から雨空が増えて行きますね
旬のもの
①花 紫陽花(アジサイ)
「紫陽花」は梅雨の時期を象徴する日本固有の花です。「万葉集」にも名前が出てくるほど古くから知られています。鎌倉時代には園芸化され、江戸時代には一般的な庭園植物と成ったようです。
②野菜 トマト
初夏にとれるトマトを「冬春トマト」、夏から秋にとれるトマトを「夏秋トマト」と呼ぶそうです。太陽の光を浴びて真っ赤に育った、「冬春トマト」と「夏秋トマト」は糖度が高く、味が濃いのが特徴です。
③魚 縞鯵(シマアジ)
鯵の中でも最も美味しいと言われている高級魚です。大きいものは1m
にも達し「オオカミ」と呼ばれているようです。お刺身で食べる事が最も多いのですが塩焼きや酒蒸しでも大変美味しく頂けます。
④行事
田植えの祭り
六月の田植えの時期には、大阪の住吉大社で行われる御田植神事などをはじめ、全国各地で今年の豊作を田の神様にお祈りする祭りが行われます。
父の日
アメリカで、男手一つで育てられた女性が「父への感謝」を提唱した事が始まりと云われています。日本では6月の第三日曜日が「父の日」と
されています。
貴方にとって「父の日が」すてきな一日に成りますように!

2021/05/21
今日は二十四節季の「小満」(ショウマン)です。
万物盈満(バンブツエイマン)すれば草木枝葉繁る。
あらゆる生命が満ち満ちてゆく時期のことです。太陽の光を浴びて万物がすくすくと成長してゆく季節です。西日本では、はしり梅雨が現れる頃です。
①野菜 辣韮(ラッキョウ)
原産は中国で日本には九世紀までに薬用として伝来し、野菜として
全国に普及しました。若摘みしたものはエシャロットと呼ばれて生食されます。食欲増進効果があります。
②果実 サクランボ
語源は桜を擬人化した「桜坊」(サクラボウ)だと云われています。山桜などのサクラ類の果実は多くのものが食されます。現在、店頭に並ぶものはヨーロッパ種のものだそうです。実に色々な「味」、「色」、「形状」
のものが有ります。
③果実 メロン
原産はアフリカで日本には明治時代に入ってきました。日本の気候では栽培が難しく高価な果物の代名詞と成りました。果実は「赤肉種」、
「青肉種」、「白肉種」に分類されます。
④行事 潮干狩り
旧暦の15日頃は潮の干満差が大きく「大潮」と呼ばれています。この時期は多くの貝が見つけやすいようです。バケツと熊手を用意し、気温
も上がりますので熱中症に注意を払い、潮干狩りを楽しんではいかがでしょうか?

2021/05/05
今日は二十四節季の「立夏」(リッカ)です。
夏の立つがゆへ也
この日から立秋の前日までが夏です。野山は新緑に彩られます。
爽やかな五月晴れの空に、こいのぼりが気持ちよさそうに泳ぎます。
一年のうちで、最も過ごしやすい季節です。
旬のもの
①野菜 にんじん
「にんじん」はカロテンがたっぷり含まれており、免疫力を向上させて
くれる食材です。「にんじん」はオレンジ色が一般的ですが、白色、
黄色、赤紫色、黒紫色等のにんじんも栽培されています。
②魚 あさり
お吸い物や酒蒸しなど、和風を問わず、色々な料理で活躍する万能
食材です。栄養価も高く、鉄分やミネラルも豊富です。
中華料理で「あさりそば」を看板メニューにされているお店が有るのを
ご存じですか?
③花 スイトピー
エンドウの花に似ている事からスイトピー(SweetPea)は「香りの良い
エンドウ豆」という意味だそうです。エンドウもこの時期が旬の食材の
一つですね
④行事
こいのぼり
5月5日は端午の節句です。「こいのぼり」が空を泳ぎます。
「こいのぼり」には鯉が滝をのぼって龍に成ると云う逸話にちなんで、
男の子の立身出世を願う意味が有るそうです。
母の日
日本では5月の第二日曜日が「母の日」です。
「母の日」にカーネーションを贈る習慣は、アメリカで一人の女性が母の
命日に、教会でカーネーションを配ったことが切欠と成ったと云われています。
貴方は母の日にカーネーションを贈りますか?

2021/04/20
今日は二十四節季の「穀雨」(コクウ)です。
春雨降りて百穀を生化すれば也
地上にあるたくさんの穀物に、たっぷりと水分と栄養がため込まれ、
元気の育つよう、天からの贈り物でもある恵みの雨がしっとりと降り注いでいる頃のことです。
①野菜 筍
竹類の地下茎からでる幼茎の事です。「筍」という漢字は、竹が10日間
で成長する為、竹の旬の時期という意味が由来だと云われているようです>
②魚 ヤリイカ
全体的に長細く、地方によってはテッポウ、ササイカなどと呼ばれています。透明、茶色、白と体色が変化し、透明のものは鮮度が良いと云われています。
③花 藤
桜が散ると、ふじの季節になりなす。日本では、藤棚や盆栽に仕立て
られることが多く、垂れ下がる紫の花は、周囲の緑に鮮やかに映え
皆さんの心を惹きつけるでしょう
④行事 八十八夜
立春から数えて、八十八日目に当たる夜のことです。田植えや茶摘み
が行われる時期であります。八十八夜に摘んだ茶葉は、長寿の薬とも
云われたそうです。
貴方はどんなお料理で筍を召し上がりましたか?

2021/04/04強は二十四節季の清明(セイメイ)です。
万物発して清浄明潔なれば、此芽は何の草としれる也
万物が清らかな生き生きとした様子を表した「清浄明潔」という言葉
を訳した季語です。花が咲き、蝶が舞い、空は青く澄み渡り爽やかな
風が吹く頃です。
ツバメが日本に飛来し、雁が北のシベリアへ帰って行きます。いよ
いよ本格的な春と農耕シーズンが始まります。春が深くなるにつれ
空気が潤ってきます。そしてこの時期からきれいな虹が見れます。
旬のモノ
①さかな 栄螺(サザエ)
サザエは春から夏が産卵期になるので、春から初夏が旬の時期と
云われています。サザエは「小さい家」という意味であり、「サザ」が
小さいを表し、「エ」が家を表ています。
②野菜 みつば
野草だった「みつば」は、江戸時代から栽培されるようになりました。
葉が三つに分かれていることから、「みつば」と呼ばれるように成り
ました。
③野菜 新じゃがいも
「新じゃがいも」は秋からのじゃがいもと比べ、葉や茎がまだ青い状態
の時に収穫し保存されるので、小降りで鮮やかな色をしています。
皮は柔らかく、水々しいのが特徴です。
④花 アネモネ
一つの花茎に赤、ピンク、紫、白などの大きな花を咲かせるので、一輪
でも存在感のある花です。アネモネはギリシャ語で「風」を表し、花言葉
は「はかない恋」です。
⑤行事 十三詣り(ジュウサンマイリ)
数え年で13歳に成る子供たちが、虛空蔵菩薩を参拝し、知恵や福徳を
授かります。子供たちは好きな漢字を一字書いて「お身代わり」として
捧げます。
貴方は何に「清明」を感じますか?


2121/04/04強は二十四節季の清明(セイメイ)です。
万物発して清浄明潔なれば、此芽は何の草としれる也
万物が清らかな生き生きとした様子を表した「清浄明潔」という言葉
を訳した季語です。花が咲き、蝶が舞い、空は青く澄み渡り爽やかな
風が吹く頃です。
ツバメが日本に飛来し、雁が北のシベリアへ帰って行きます。いよ
いよ本格的な春と農耕シーズンが始まります。春が深くなるにつれ
空気が潤ってきます。そしてこの時期からきれいな虹が見れます。
旬のモノ
①さかな 栄螺(サザエ)
サザエは春から夏が産卵期になるので、春から初夏が旬の時期と
云われています。サザエは「小さい家」という意味であり、「サザ」が
小さいを表し、「エ」が家を表ています。
②野菜 みつば
野草だった「みつば」は、江戸時代から栽培されるようになりました。
葉が三つに分かれていることから、「みつば」と呼ばれるように成り
ました。
③野菜 新じゃがいも
「新じゃがいも」は秋からのじゃがいもと比べ、葉や茎がまだ青い状態
の時に収穫し保存されるので、小降りで鮮やかな色をしています。
皮は柔らかく、水々しいのが特徴です。
④花 アネモネ
一つの花茎に赤、ピンク、紫、白などの大きな花を咲かせるので、一輪
でも存在感のある花です。アネモネはギリシャ語で「風」を表し、花言葉
は「はかない恋」です。
⑤行事 十三詣り(ジュウサンマイリ)
数え年で13歳に成る子供たちが、虛空蔵菩薩を参拝し、知恵や福徳を
授かります。子供たちは好きな漢字を一字書いて「お身代わり」として
捧げます。
貴方は何に「清明」を感じますか?

2021/03/05
今日は二十四節季の「啓蟄」(ケイチツ)です。
陽気地中にうごき、ちぢまる虫、穴をひらき出れば也
土中で冬眠をしていた生き物たちが目覚める頃のこと生き物たちは
久しぶりに感じる爽やかな風と、麗らかな春の光の中で生き生きと
する頃です。
旬のモノ
①食材
さより
春から秋にかけて捕れ、旬は3月~5月です。お寿司、天ぷらに
良く用いられる高級食材です。お祝いの席には、その長い身を
結び昆布だしのお吸い物として出されることもあります。
うど
独特のほろ苦さと爽やかな香り、しゃきしゃきした食感が特徴です。
調理が難しそうにみえますが、実は簡単、是非ご自宅で味わって
みてください。穂先は「炊き込みご飯」、「天ぷら」、「味噌汁」
茎は生のままサラダに酢味噌や味噌マヨをかけ又煮物や炒め物
にも皮は千切りにしてニンジンと一緒にきんぴらに
②動植物
かわらひ
羽を広げると黄色のきれいな模様がはっきりと見られます。数羽で
行動することが多く、春から夏にかけて頻繁に住宅街に現れます。
かたばみ
ハート型の三
枚の葉に、小さな黄色い花が春から秋にかけて咲き
ます。クローバーとよく似ていますが、全く異なる植物です。夜に
成ると葉をしぼませ眠りについたように見えます。
③行事
十六団子(ジュウロクダンゴ)
春には農作物を守るために「田の神様」が山から里へ下りてきます。
収穫が終わる秋には山に戻ってゆきます。この神様の移動日である
3月と11月の16日に、16個の団子をお供えする事を「十六団子」と
云います。

2021/02/19
今日は二十四節季の「雨水」(ウスイ)です。
陽気地上に発し、雪氷とけて雨水となれば也
降る雪が雨へと変わり、雪解けが始まる頃のこと。山に積もった雪も
ゆっくりと溶け出し、田畑を潤します。春一番が吹き、九州南部では
ウグイスの鳴き声が聞こえ始めます。昔から「雨水」は農耕を始める
時期の目安とされていました。
霞と霧(カスミとキリ)
違いがわかるようで、わからないのが「霞と霧」。目で見る限りでは
わかりません。「霞」は春の季語、「キリ」は秋の季語とされています。「霞」は「たなびく」と云いますが、「霧」には使いません。「霧」は「たちのぼる」と云いますね!
この時期の旬の食材は「春キャベツ」、「蛤」、「辛子菜」ですね!
「春キャベツ」は他のキャベツよりも独特の丸みがあり、重なりや巻き
が穏やかで葉は柔らかく比較的中のほうまで緑が濃く甘みがあります。昔から胃腸の調子を整える保険食品として食べられていました。
「蛤」は雛祭りや結婚式には欠かせない縁起の良い貝です。「蛤」の
二枚の貝殻は対のもの以外とは合わないことから夫婦和合の象徴と
され、祝辞に用いられる食材に成ったようです。
「芥子菜」は特有の辛みと香りが有り、その種は和からしの原料となります。種子は生薬としても効果が有り、神経痛やねんざなどにもシップとしてして用いられます。種を絶やさない「金沢の伝統野菜」に認定されました。

2021/02/03
今日は二十四節季の「立春」です。
春の気たつを以て也
この日から「立夏」の前日までが春です。まだ寒さの厳しい時期ですが
日脚が徐々に伸び暖かい地方では梅が咲き始める頃です。旧暦では
一年の始まりは「立春」からと考えられていました。そのため、節分や八十八夜などの節目の行事は「立春」を起点として定められています。
「初午」(ハツウマ)は立春を迎えて初めての午の日に行われる行事です。古来より、この日に稲荷詣でをするならわしがあり、豊作祈願と稲荷信仰が結びついたものです。京都ではこの日、伏見稲荷神社のお祭りで賑わいます。「初午いなり」を頂くのもこの日ですね
旬の食材といへば「蕗の薹」(フキノトウ)ですね!雪解けの土の中から顔を出し春の訪れを告げます。独特のほろ苦さが春の息吹を感じさせ、冬の間にこわばった身体を目覚めさせてくれます。「蕗の薹味噌」、「天ぷら」はこの山菜の定番料理ですね!揚げたての天ぷらに藻塩をふって頂くと苦みの中に春の訪れを感じます!

2021/01/20
今日は二十四節季の「大寒」(ダイカン)です。
冷ゆることの至りして甚だしきとなれば也
一年で一番寒さが厳しくなる頃ですが、「三寒四温」という言葉のように
寒い日が三日続くと、その後四日は温かくなり、寒い中にも少しだけ
春の気配を感じられる時期です。
凍てついた地面には蕗の花が咲き始め、地面には雪が積もり、強い
寒さが、しかし草花は春に向け動き出しています。又、沢の水が氷と
なり、厚く張りはりつめる時期です。
旬の食材は「鰤」、「牛蒡」、「金柑」などが有りますね
「鰤」は大きくなるにつれ呼び名が変わる出世魚です。脂が多い魚
で有ることから「アブラ」が変化して「ブリ」という名前に成ったようです。
「牛蒡」は体内の毒素を排出しくれると言われ、血液が浄化されむくみの解消やお肌の調子を整えてくれると云われています。
「大寒」のおり、貴方はどんなお食事で暖を採られますか?

2021/01/05
今日は二十四節季の「小寒」(ショウカン)です。
冬至より一陽起るが故に陰気に逆らう故益々冷る也
「小寒」は「寒の入り」に当たり、これから「節分」までの期間が「寒」と呼ばれ池や川の氷も厚みを増し、更に寒さが厳しくなります。「寒」が
明けると立春となります。
1月7日に無病息災を願い「春の七草」を入れた「七草粥」を頂きます。
これは年末年始で弱った胃腸を優しくいたわる行事食の一つです。
「春の七草」はセリ、ナズナ、ゴギョウ、ハコベラ、ホトケノザ、スズナ、
スズシロです。最近は「春の七草」をセットにしたものが販売され手軽に「七草粥」を調理することが出来ように成りました。
この季節「河豚」は産卵前で脂がのり、大変美味しい時期になります。
「河豚」のお刺身は「てっさ」と呼ば、普通の魚よりも弾力があり、噛み切れない為、薄く切り、ポン酢につけて食べるのが一般的です。
唐揚げも美味しい料理方法の一つです。「お鍋」にすると「てっちり」と
呼ばれ「河豚は食いたし命は惜しし」と云った落語のフレーズが思い
起こされます。
貴方はどんな調理方法で「河豚」を頂きますか?

2021/01/01
新年明けまておめでとう御座います。本年も宜しくお願い致します。
マスク無しで歓談出来る日々が待ち遠しい令和三年元旦です。

2020/12/21
今日は二十四節季の「冬至」(トウジ)です。
日南の限りを行て日の短きの至りなれば也
一年で最も昼が短く、夜が長い頃になります。古くはこの日を年の始点と考えられていました。寒さを乗り切るために栄養価の高い「南瓜」を食べ、柚子湯に浸かり無病息災を願います。
季節の話題
柚子(ユズ)「柚子湯に入ると一年中風邪をひかない」と言われるほど、
柚子には血行を促進して冷え症を和らげる効果があります。「冬至」→
「湯治」にかけ、「柚子」→「融通が利く」(=身体が丈夫)にかけてお風呂屋さんが始めたと言われています。
南瓜(カボチャ)
カロテンやビタミン、食物繊維が豊富な緑黄色野菜です。新鮮な野菜が少なく成るこの時期「南瓜」を味わって栄養をつけようと云う先人の
知恵です。
あなたは冬至に南瓜を召し上がりますか?

2020/12/07
今日は二十四節季の「大雪」(タイセツ)です。
雪いよいよ降り重ねる折からなれば也
本格的に冬が到来するころ。山々は雪に覆われ、平野にも雪が降り積もり、新年の準備を始める「正月事始め」もこの時期から行われます。
この時期、「鱈」や「大根」が美味しくなりますね!
「鱈」は産卵期を迎え蟹や海老など身近なものを何でも食べてしまう
ことから「鱈腹」という言葉ができたと言われています。美味しい「鱈」
は、お腹の色が白く、背中の模様がはっきりしています。
「大根」はおでんや粕汁など冬のメニューに欠かせない根菜です。年末
年始で暴飲暴食が多く、胃がスッキリしない時におろして食べると不快
感を解消してくれます。
そして、「シクラメン」のきれいな時期が来ました。赤や白ピンク、紫など
の色がありますね!トルコでは豚が球根を食べたことから「ブタのマンジュウ」とも呼ばれているようです。
貴方はどんな色の「シクラメン」が好みでしょうか?

2020/11/22
今日は二十四節季の「小雪」(ショウセツ)です。
雪いよいよ降り重ねる折からなれば也
雪が降り始める頃。まだ積もるほど降らないことから、「小雪」と言
われたようです。お世話になった方に、感謝の気持ちを贈るお歳暮の
準備をする時期です。
蟹が美味しい時期になりました。寒い時期にピッタリな蟹すき鍋。蟹
は淡白で食べ応えのあるタラバカニが向いているようです。旨みを
じっくり味わうにはズワイカニが良いでしょう。
果物では「蜜柑」が。コタツに入りながら蜜柑を食べるのは日本の冬の
スタイルですね!そして「菠薐草」(ホウレンソウ)の季節です。ヨーロッパでは「胃腸のほうき」とも言われ、消化・吸収が良く、食物繊維が多く
含まれ胃腸を整え貧血防止にのなるようです。
寒さに向かい貴方はどんな食べ物をこの時期味わいますか?

2020/11/07
今日は二十四節季の「立冬」
冬の気立ち初めていよいよ冷ゆれば也
冬が始まります。木枯らしが吹き、木々の葉は落ち、早いところでは
初雪の知らせも聞こえてきます。真冬の寒さに備えて、冬の準備を
始める「こたつ開き」の時期でもあります。
この時期、旬を迎えるものは「林檎」、「蓮根」、「牡蠣」が有りますね!
「林檎」は身体に良いフルーツの代表選手です。毎日食べることで
自律神経の乱れを正常に戻し、ストレス解消に効果的だと言われて
います。美肌効果もあるようで身体内から美しさを維持してくれます。
「蓮根」は穴が開き先が見通せる事から縁起の良い食べ物と言われ
ています。今年の夏の気候は「蓮根」の生育にとって良い日が続いたので美味しい「蓮根」が収穫できると期待されます。
「牡蠣」は貧血の改善に効果のある食材中で最も理想的な食べ物
です。貧血改善には火を通した温かいものが良いようです。
皆様はこの時期どんな旬のものを頂きますか?

2020/10/23
今日は二十四節季の「霜降」(ソウコウ)
つゆが陰気に結ばれて、霜となりて降るゆえ也。
朝晩の冷え込みがさらに増し、北国や山里では霜が降りはじめる頃。
露が霜に変わり、だんだんと冬が近づく頃です。
紅葉が進み、山里は錦へと色を染め川辺には「鮭」が産卵のため故郷
の川へ戻ってきます。この時期の「鮭」は「秋味」と呼ばれ和、洋、中
どんな料理にも相性が良く、含まれるタンパク質も他の魚より消化・
吸収が良いと言われているそうです。そして、「柿」がたわわに実る
時期です。「柿」はビタミンCを多く含み、風邪の予防にも効果がある
と言われています。一般的に甘柿は大きく四角い形をしており渋柿は
先のとがったような形をしています。渋柿も焼酎に漬け込むと渋みを
なくすことができます。又、身体を温めて、免疫力を高める効果のある
野菜として「生姜」が有りますがこの時期から生姜の商品が多数販売
される時期です。冬に備え貴方はどんな準備をなさいますか?

2020/10/08
今日は二十四節季の「寒露」(カンロ)です。
陰寒の気に合って、露むすび凝らんとすれば也
夜が長くなり、露がつめたく感じられるころ。朝晩の冷え込みはきつく
なりますが、空気が澄んだ秋晴れの過ごしやすい日が多くなります。
夜空を見上げると、より美しく輝く月が眺められます。
この時期になると渡り鳥は「ツバメ」と入れ替わりに「雁」が北の国から
渡ってきます。又、各地で菊花展が開かれ菊の品評会やお祭りが開催
されます。尚、菊には不老長寿の薬効が有るとされ、重陽の節句
(旧暦9月9日)に菊花を酒に浮かべた菊花酒を飲む習慣がありました。
「栗」の美味しい季節です。ずっしりと重みのある光沢のあるものを選
びましょう。ゆで栗、栗ご飯貴方はどんな料理が好みでしょうか?
魚では「はたはた」が美味しくなります。「ぶりこ」と呼ばれる卵には、
旨みが濃縮されねっとりと濃厚な独特の食感がこの魚の商品価値と
言っても過言ではありませんね!
この季節、貴方はどんな素材でお食事を楽しみますか?
 
2020/09/22
今日は二十四節季の「秋分」です。
陰陽の中分となれば也
暑い日は減り代わりに冷気を感ずる日が増えます。昼と夜の長さが
ほぼ同じになります。彼岸の中日で秋の七草が咲きそろいます。
「松茸」や「鯖」の美味しい季節です。又、果物では「花梨」が実り
ます。「花梨」は様々な効果があるとされ咳止めや利尿効果があり
乾燥させたものを煎じて飲用します。
この時期の行事食といえば「おはぎ」ですね!
秋分の日には「おはぎ」、春分の日には「ぼた餅」をお供えしますが
この二つは同じもので春には牡丹が咲くので「ぼた餅」、秋には萩
が咲くので「御萩」と呼ばれるようです。

2020/09/08
今日は二十四節季の「白露」(ハクロ)です。
陽気ようやく重なりて露こごりて白色となれば也
野には薄の穂が顔を出し、秋の趣がひとしお感じられる頃。
朝夕の心地よい涼風に、幾分のの肌寒さを感じさせる冷風が
混じり始めます。 「白露」とは、夜中に大気が冷え、草花や
木に朝露が宿り始める頃。降りた露は光、白い粒のように
見えます。日中の暑さも和らぎはじめ、だんだんと秋の気配が
深まってきます。
「秋刀魚」、「南瓜」、「梨」の美味しい季節になります。
「秋刀魚」は皮がピンと張り、背が青黒く光って頭から背中に
かけて盛り上がり、口先が黄色をしているものが脂がのって
美味しいもののようです。
「南瓜」は免疫力を高めるBカロテン、冷え症改善によい
ビタミンEが多く含まれ、季節の変わり目のこの時期にピッタリの
野菜です。
今年は美味しくいただけることができるとよいのですが?

2020/08/23
今日は二十四節季の「処暑」(ショショ)です。
陽気とどまりて、初めて退きやまんとすれば也
厳しい暑さの峠を超した頃です。朝夕には涼しい風が吹き、
心地よい虫の音が聞こえてきます。
暑さが和らぎ、穀物が実り始めますが、同時に台風の季節の
到来でも有ります。
葡萄や鰯の美味しい季節です。
日本で30~40種類の葡萄が栽培されていますが、世界では
なんと10,000種類以上も存在しているようです。葡萄は上部
の糖度が高いので、下から食べると徐々に甘みが強くなり
美味しく食べることができます。
鰯の名前の由来は、すぐに弱ってしまう魚ということから、
魚へんに弱いとつけて「鰯」ですが、実際は「海の米」
「海の牧草」と呼ばれ世界中の海の生態系を支えています。



2020/08/07
今日は二十四節季の「立秋」です。
初めて秋の気立つがゆえなれば也
この日から立冬の前日までが秋です。一年で一番暑い頃ですが
一番暑いと言うことはあとは涼しくなるばかり。
暑中見舞いはこの日まで、この日以降は残暑見舞いとなります。
そして「ひまわり」が青空に向かい大きく花開き、太陽の光を
いっぱいにあびて輝いています。
そして「桃」や「トウモロコシ」の美味しい季節です。
桃のジューシーな果肉は肌を若返らせる効果があるそうです。
又、トウモロコシは米、小麦とともに世界三大穀物の一つです。
ひげが茶色くふさふさしているものは栄養価が高く美味しい
トウモロコシと言われます。弊社の所在地、綾瀬市でもこの時期
朝取りトウモロコシが道路沿いで販売されます。

2020/04/20
今日は二十四節季の「穀雨」(コクウ)です。
春雨降りて百穀を生化すれば也
地上にあるたくさんの穀物に、たっぷりと水分と栄養がため
込まれ、元気に育つよう、天からの贈り物でもある恵みの
雨がしっとりと降り注いでいる頃のことです。
「筍」や「ヤリイカ」が美味しい季節ですね!
「藤棚」の紫の花が新緑に映え、「田植え」や「茶摘み」の
時期を知らせる「八十八夜」が目の前です。

2020/04/05
今日は二十四節季の「清明」です。
万物発して清浄明潔なれば、此芽は何の草としれる也
清明とは万物が清らかで生き生きとした様子を表した「清浄明潔」
という言葉を訳した古語です。花が咲き、蝶が舞い、空は青く澄み
渡り、爽やかな風が吹く頃です。
冬の間、暖かい東南アジアの島々で過ごしていたツバメが海を
渡って、日本にやってくる頃です。ツバメの飛来は、本格的な春と
農耕シーズンの始まりです。
又、ツバメとは反対に、冬の間を日本で過ごした雁が北のシベリア
へと帰って行く頃です。雁は「かり」とも読み「鴈」と書くことも有り
ます。「カリカリ」と鳴き声が名前の由来とも言われております。
「栄螺」(さざえ)、「みつば」、「新じゃがいも」等の美味しい季節に
なります。「さざえ」は「小さい家」という意味で「ささ」が小さいを         
表し「え」が家を表しているのだそうです。




2020/03/20
今日は二十四節季の「春分」です。
日天の中を行て昼夜等分の時也
昼と夜が同じ長さになる日です。自然をたたえ、生物を慈しむ日と
されています。多くの出会いや別れがあり、新生活の始まりなど
変化が多いのもこの時期です。
「雷乃発声」春の訪れとともに、恵みの雨を呼ぶ雷が遠くの空で
なり始める頃、季節の変わり目で、大気が不安定であることから、
雪や雹を降らせる事もあります。
そして、田畑や川の土手には群生する「土筆」が見られます。
「土筆」の花言葉は「向上心」です。真っ直ぐに上に伸びる姿からも
前向きさが伝わってきます。
「帆立貝」の美味しい季節になりました。貝殻が開いた状態の時に
一方の殻が船でもう一方が帆に見えることが名前の由来ですね。
身が厚くなりタンパク質が増し旨みが濃くなる時期ですね!
お刺身、ムニエル・・・ 貴方は「帆立貝」をどのようにいただきますか?


2020/03/06
今日は二十四節季の「啓蟄」です。
陽気地中にうごき、ちぢまる虫、穴をひらき出れば也
土中で冬眠をしていた虫たちが、暖かい日差しの下に出てき始める
頃です。虫とはいいますが、冬眠から目覚め始めるすべての生き物
のことを表しています。
「さより」が旬を迎えます。寿司や天ぷらによく用いられる高級食材
ですね!お祝いの席では、長い身を結び昆布だしのお吸い物が出
される事もあります。
また、山野の日当たりのよい場所では山菜の「わらび」が!
「わらび」はあくが強く、時間の経過とともに堅くなります。採った
日にあく抜きを忘れずに行いましょう。
それから春には農作物を守るために「田の神様」が山から里に降り
てきます。そして収穫が終わる秋には山に戻ります。この神様が
移動なさる3月と11月の16日に、16個のお団子をお供え致します。
それが「十六団子」という行事です。


2020/02/19
今日は二十四節気の「雨水」です。
陽気地上に発し、雪氷とけて雨水となれば也
降る雪が雨へと変わり、雪解けが始まる頃のことです。
山に積もった雪もゆっくりと解けだし、田畑を潤します。
雨水は農耕を始める時期の目安とされています。
今年は暖冬で葉物野菜等の生育が良かったですね!
旬の「春キャベツ」は重なりや巻きが緩やかで葉が柔らかく、「甘み」
が有りますね!
又、魚介類では縁起物の「蛤」が旬を迎えます。二枚の貝殻は対の
もの以外と合わないことから夫婦和合の象徴とされ、祝辞に用い
られる食材に成ったようです。
そして、独特の辛味と香りがある「辛子菜」が美味しい時期です。
貴方はどんな料理で頂きますか?


2020/02/04
今日は二十四節気の「立春」ですね!
春の気たつを以て也
旧暦では一年の始まりと考えられていました。
その為、節分や八十八夜は立春を起点として定められています。
梅の花が咲き始め、徐々に暖かくなり、春の兆しが所々で見られる
時期です。
雪解けの土の中から「蕗の薹」が顔を出し春の訪れを告げます。
独特の香りとほろ苦さに春の息吹が感じられますね!


2020/01/20
今日は二十四節気の「大寒」です。
冷ゆことの至りて甚だしきときなれば也
一年で一番寒むさがきびしくなるころ。「三寒四温」と云う言葉のよう
に寒い日が三日続くと、その後の四日は暖かくなり、寒い中にも少し
だけ春の気配を感じられる時期です。
しかし、今年は暖冬で例年のような寒の厳しさが???
「ぶり」は脂がのり大変美味しい季節です。又「ごぼう」は血液を浄化
し、むくみを解消してくれるようです。そして、もうすぐ「節分」ですね。
皆さんは「節分」にどんな行事や食べ物を連想しますか?

2020/01/06
今日は二十四節気の「小寒」です。
冬至より一陽起るが故に陰気に逆らう故益々冷る也
「寒の入り」と言われこれから寒さが更に厳しくなる頃です。
「小寒」から「節分」までの三十日間のことを「寒の内」と言います。
「寒」が明けると「立春」です。
正月も明け明日は無病息災を願う「七草粥」ですね。
又、この時期の旬、「河豚」は産卵前で脂がのり美味しい季節です。
「てっさ」、「てっちり」皆様はどんな食べ方で頂きますか?

2020/01/01
明けましておめでとう御座います。
今年も宜しくお願い致します。
今年の干支は「子」ねずみですね!
「子」の漢字は「了と「一」の組み合わせです。
又、「子」は十二支の最初の干支です。
そんなことから「子」年は物事が始まる年と言われています。
皆様に新しい素敵な物事が始まりますようお祈り申し上げます。

2019/12/22
今日は二十四節気の「冬至」です。
冬の気立ち初めていよいよ冷えゆれば也
この日から立春の前までが冬です。日は短くなり時雨が降る季節です。
北国や高山からは初雪の知らせが届き、関東地方では空っ風が吹く
時期です。この時期、「柚子湯に入ると一年間かぜをひかない」と言われるほど柚子には血行を促進して冷え性をやわらげる効果が有ります。
食べ物では「鮪」にたっぷり脂がのり美味しい季節ですね!
貴方は柚子湯に入りましたか?脂ののった美味しい鮪を召し上がり
ましたか?

2019/12/07
今日は二十四節気の「大雪」です。
雪いよいよ降り重ねる折からなれば也
本格的に冬が到来するころ。山々は雪に覆われ平野にも雪が降り
積もります。新しい年の準備を始める「正月事始め」もこの時期
から行われます。、
「おでん」や「粕汁」に入れる大根や焼いても煮ても良い「鱈」も
美味しい季節に成りました。そして、シクラメンの花が花屋さんの
店頭に並び、その可憐な容姿に心が和みますね! 

2019/11/22
今日は二十四節気の「小雪」です。
冷ゆるが故に雨も雪となりてくだるがゆえ也
雪が降り始めるころ。まだ、積もるほど降らない事から、「小雪」と
言われたようです。お世話になった方に、感謝の気持ちを贈るお歳暮
の準備をする時期でもあります。
寒さとともに鍋の美味しい季節になりました。カニ鍋、水炊き、おでん
皆さんはどんな鍋料理がお好きですか?
又、今日は「いい夫婦の日」です!鍋を囲んで家族団欒を過ごせると
きっと身体も心も温まるでしょうね!
 
2019/11/07
今日は二十四節気の「立冬」です。
冬の気立ち初めていよいよ冷ゆれば也
冬がはじまる頃。木枯らしが吹き、木々の葉が落ち、寒い地方から
初雪の知らせが届くころです。真冬の寒さに備えて、冬の準備を
始める「こたつ開き」の時期です。
「りんご」、「レンコン」、「牡蠣」が美味しく成り、「茶の花」が見られ
もうすぐ「七五三」、そして「千歳飴」
「千歳飴」について貴方はどんな思い出をお持ちですか?

2019/10/23
台風19号で被災された皆様には心よりお見舞い申し上げます。
今日は二十四節気の「霜降」です。
つゆが陰気に結ばれて、霜となりて降るゆえ也
朝晩の冷え込みがさらに増し、北国や山里だは霜が降り始める
ころ。露が霜に変わり、だんだんと冬が近づいてくる頃です。
「秋味」(さけ)、ビタミンCの豊富な「柿」、身体を温める「生姜」
冬に備え旬のもので身体を整えましょう。

2019/10/08
今日は二十四節気の「寒露」です。
陰寒の気に合って露むすび凝らんとすれば也
夜が長くなり露が冷たく感じられるころです。
朝晩の冷え込みはきつくなりますが空気が澄んで秋晴れの過ごし
やすい日が多くなります。夜空も見上げるとより美しくきれいに輝く
月が見られますね!
菊人形、菊花展が開催される時期ですね!
又、おいしい栗や、柘榴、はたはた、・・・
皆様は秋の味覚を堪能されましたか?

2019/09/23
台風15号、17号で被災された皆様に心よりお見舞い申し上げます。
今日は二十四節気の「秋分」です。 陰陽の中間となれば也
暑い日は減り冷気を感じる日が増える。昼と夜の長さがほぼ同じに
なるころで、この日は秋彼岸の中日でもあります。
秋の七草が咲き揃う頃ですね!
「萩が花尾花葛花撫子の花女郎花また藤袴朝顔の花」万葉集の
「山上憶良」の歌に花の名前が有りますね!
(ハギ、オバナ、クズ、ナデシコ、オミナエシ、フジバカマ、アサガオ)
貴方はいくつご存じでしたか?

2019/09/08
今日は二十四節気の「白露」ですね
陰気ようやく重なりて露こごりて白色となれば也
野には薄の穂が顔を出し、秋の趣がひとしお感じられる頃。
朝夕の心地よい涼風に幾分の肌寒さを感じさせる冷風が
混じる始める頃です。
尚、台風15号が接近しています。災害に備えて準備を
心がけましょう。

2019/08/23
今日は二十四節気の「処暑」です。
陽気とどまりて、初めて退きやまんとすれば也
厳しい夏の暑さも峠を越して、朝夕は涼しい風が
心地よく感じるようになり、虫の音に秋の気配が
そして、穀物が実り始めます。
又、台風に注意が必要な季節ですね!
皆さんはどんな台風の災害対策をなさっていますか?

2019/08/08
暑い日が続きますが今日は24節気の「立秋」です。
初めて秋の気立つがゆへなれば也
今日から立冬までが秋です。1年で一番暑い頃です。
一番暑いと言う事は、後は涼しくなるばかり?
暑中見舞いも昨日まで、この日以降は残暑見舞いですね!
そろそろ夕方に虫たちが鳴き始める頃です。
今年、皆さんは虫の音お聞きになりましたか?

2019/07/23
今日は24節気の「大暑」に当たります。
暑気いたりつまりたるゆえんなれば也
最も暑い頃という意味ですが実際はもう少し後の
夏の土用の時期か
学校は夏休みに入り、空は雲の峰が高々とそびえ
るようになります。
土用の丑の日、皆さんは何を頂きますか?

2019/07/08
昨日は7月7日七夕でした。
残念ながら雲が空を覆い小雨日和となりました。
祭事食のソーメン頂きましたか?
又、二十四節気の「小暑」です。
大暑来れば前なれば也
梅雨開けが近く、本格的な暑さが始まるころです。
池には蓮の花が咲き、蝉の合唱が始まるころです。
集中豪雨のシーズンです。十分な注意と早めの
非難を心がけましょう。

2019/06/20
山形沖を震源とする地震に被災された皆様に心より
お見舞い申し上げます。一刻も早い被災地の復旧を
心よりお祈り申し上げます。
さいて、明日6月21日は「夏至」です。
陽熱至極しまた、日の長きのいたりなるを以て也
一年中で一番昼が長い時期ですが、日本の大部分
は梅雨の時期です。花しょうぶや紫陽花などの雨の
似合う花が咲く時期です。

2019/06/06 
今日は二十四節気の芒種(ぼうしゅ)です。
稲や麦など穂の出る植物の種を蒔く時期です。
由来は稲の穂先にある針のような突起を芒(のぎ)
と云いそこからこのように呼ばれます。
このころから雨空が増えてゆきます。
又、ホタルが飛び交う時期となります。
皆さん今年はホタルをご覧になりましたか?

2019/05/09
こんにちは ゴールデンウィークを皆様如何お過ごしに
なりましたか?今年はだいぶ長いお休みに成った方、
通常通りの勤務だった方と良い悪いは別として多様化が
進んだとお聞きしました。
さて、期間中、元号も変わり新たな気持ちでスタートが
切れれば幸いです。
又、5月5日は祝日の「こどもの日」とともに24節気の
「立夏」です。 夏の立つがゆへ也
この日から立秋の前日までが夏。
山野は新緑に彩られ、夏の気配を感じられ、かえるが
鳴きはじめ、竹の子が生えてくる頃です。

2019/03/11
8年前の今日、14:46ころ東日本大震災が発生しました。
今まで経験したことの無い地震、それに伴う大きな津波、
そして原発の事故、想像を絶する被害が発生しました。
亡くなられた方、被災された方、ご家族の皆様にはには
心よりお悔やみ申し上げます。
この災害を忘れず、常に防災、減災を心がけましょう!
もう一度、家族で災害時に備え話し合いを行いましょう!
災害時、連絡方法は、集まる場所は、備蓄品は、…
皆さんで確認し、いざと言う時に備えましょう
宜しくお願いいたします。

2019/03/06
今日は24節気の「啓蟄」です。土中で冬眠をしていた虫たちが
暖かい春の日差しの下に出てき始める頃。虫とは言いますが
冬眠から目覚めはじめるすべての生き物のことを表しています。
今日から、又、ホームページを更新いたします。
宜しくお願い致します。

2016/04/10
本日から4月、新しい学校や友人、新しい職場や新たな仕事など
今までとは違った生活になる方も多いでしょう。
早く新しい環境に慣れるためにも健康をしっかりと保ち
日々を過ごしたいですね。
ですが環境が変わると日々の生活サイクルも変わり、
体が弱りがちになります。
そうならないためにはどうすればいいのか、
それは毎日の生活リズムをしっかりと整える事です。
毎朝の早起きや規則正しい生活を送ることで体調を整え、
新しい日々を元気に過ごしましょう。

2016/03/11
本日3月11日は東日本大震災から丁度5年です。
今でもニュースで見た地震による津波の恐ろしさを鮮明に
思い出す人も多いことでしょう。
いつどんな形でくるのか分からないのが地震、
だからこそ日々それに備え準備しておく事が大事です。
最近では防災意識の高まりから様々な場所で防災グッズを
購入できるようになりました。
ですがその防災グッズ、避難時にすぐ出せますか。
購入当初は押し入れのそれこそ出しやすい位置にあっても
月日が経つ内に奥に押しやられてしまう、
避難時に持ち出すことで役立つ道具が持ち出せない、
それでは意味がありません。
そしてその中身も重要です。
食料や飲料水の場合は賞味期限、
電池を使っている物は電池残量が十分あるか、
機械類は正常に作動するかなど確認しておく必要があります。
また防災グッズを購入した場合は自分や家族に合った中身の
見直しも必要です。
市販で販売されている物はあくまで一般的な備えの物です。
避難時、緊急避難場所での生活やその後、
様々な場面を想定して追加するものがないか検討する必要が
あります。
ただし、あまり追加しすぎるのもよくありません。
地震の際にはいつもの道もどうなっているか分かりません。
避難時に防災グッズのせいで迅速で的確な行動ができない、
そうならないように取捨選択し持ち運びしやすくするのが
大事です。
みなさんもこの機会に家族の防犯グッズのメンテナンスを
してみるのはいかがでしょうか。

2016/03/03
今日は五節旬の一つである「桃の節句」です。
桃の節句と言えば雛祭り、
雛人形を飾り料理を振る舞い女の子の成長を祝います。
ちらし寿司、はまぐりのお吸い物、ひなあられ等、
代表的な行事食でお祝いしますがこの行事食の意味
みなさんは知っていますか。
共通点として旬の食材を使う事で栄養を付け、
元気で健康にすごせるようにとの願いがありますが、
物によってはその色や形、生まれた意味などもあります。
例えばひし餅、緑、白、桃の色鮮やかな三色で目にも鮮やかです。
ですがこの色や使用されている原料にも諸説ありますが
以下のような意味や効能も込められていると言われています。

・緑:健康、よもぎを用いる事で増血効果
・白:清浄、ひしの実を用いる事で血圧を下げる
・桃:魔除け、くちなしの実を用いる事で解毒作用

ひし餅一つでもこのような願いが込められて作られています。
他の行事食も同様に意味があります。
この機会に行事食の意味を学んでから
家族でお祝いしてみるのはいかがでしょうか。

2016/01/06
今日は二十四節季の「小寒」です。
「冬至より一陽起るが故に陰気に逆らう故益々冷る也」
小寒とは寒さが最も厳しくなる前とか、
寒さが加わる頃という意味で、いわゆる『寒の入り』のことです。
小寒後15日で大寒に入り、大寒後15日で、寒が明ける、
つまり小寒から節分までが寒の内です。
寒の内とは一年の内最も気候の寒い季節のことで、
暦の上の寒の内が実際には気温の最も低い季節です。
明日は「七草がゆ」
七草がゆとは、人日の節句(1月7日)の朝に食べられている
日本の行事食(料理)です。
春の七草や餅などを具材とする塩味の粥で、
その一年の無病息災を願って食べられる。
祝膳や祝酒で弱った胃を休める為とも言われる。
この行事は、平安時代には行われていたが、
室町時代の汁物が原型ともされている。
「七草がゆ」の風習
1月6日の夜、あらかじめ用意した
「セリ、ナズナ、ゴ(オ)ギョウ、ハコベラ、ホトケノザ、
スズナ、スズシロ」の「七草」をまな板の上に載せ、
以下の歌を歌いながらしゃもじやお玉杓子、
包丁の背などで叩いて細かくする。
「七草なずな 唐土の鳥が 日本の国に 渡らぬ先に ストトントン」
明けて7日の朝に粥を炊き、叩いた七草と塩を入れて七草粥にする。
そして朝食として食べる。

2015/12/22
今日は二十四節季の「冬至」です。
「日南の限りを行て 日の短きの至りなれば也」
一年中で最も夜の長い日 この日を境に日が伸び始めることから
古くはこの日を年の始点と考えられていた。

この日は「冬至南瓜」、「冬至粥」を食したり
「柚湯」に入浴する慣習があります。
貴方は「柚湯」に入りますか?

「冬至南瓜」レシピ
1,材料 南瓜      400g
      だし汁      5カップ
      濃口醤油   4(大さじ)
      みりん      2(大さじ)
      酒        2(大さじ)
      砂糖       2(大さじ)

2,作り方
 ①「南瓜」は種を取り4cm大くらいの食べ易い大きさに切る。
  (面とりをすると煮崩れしにくくなります。)
 ②鍋に①と「だし汁」、「濃口醤油」、「みりん」、「酒」、
  「砂糖」を入れ約20分くらい煮込む。
 ③煮汁が半分くらいになり、竹串が「南瓜」にスーと入れば
  出来上がり。

「冬至粥」レシピ
1,材料 米    1合
     水      900cc
     小豆    50g
     塩      1/2(小さじ)
     切り餅   4個(お好みで)
     ※焼いて使用します。

2、作り方
 ①「小豆」を柔らかく水で炊いておく。(水煮でも良い)
 ②「米」は前の晩にとぎザルにあげておく。
 ③土鍋に「米」、「水」を入れフタをし、強火で加熱する。
  (吹きこぼれに注意)
  湯気が立ってきたら弱火にし約10分炊き火を止める。
 ④フタを開け「小豆」、「塩」を入れ軽く混ぜ合わせ、
  「焼き餅」を乗せフタをし3~4分蒸らし出来上がり。

2015/12/07
今日は二十四節季の「大雪」です。
雪が激しく降り始めるころ。
「雪いよいよ降り重ねる折からなれば也」
鰤などの冬の魚の漁が盛んになり、
熊が冬眠に入り、南天の実が赤く色付くころ。

ところで「雪」と云えば 平成26年2月 首都圏で大雪が
2週続けて降りました。
このときは「エルニーニョ現象」の影響で太平洋岸側を
低気圧が通過し、大陸の寒波によって大雪がもたらされました。
雪用のタイヤやチェーンが飛ぶように売れ
雪かき用のスコップが品薄となったこともありました。
平成28年はどうも同じような気象状況に・・・
あなたは大雪に備えますか?

2015/09/24
9/23(水)は二十四節気の「秋分」でした。
「陰陽の中分となれは也」
暑い日は減り代わりに冷気を感ずる日が増える。
昼と夜の長さがほぼ同じになることでこの日は
秋彼岸の中日でもあります。
秋の七草が咲き揃う頃です。
そろそろ冬に向けう準備をする時期でしょうか?

2015/08/11
来春入社希望の高校生の会社訪問
8/6(木)、8/7(金)の両日、来春入社を希望する
高校生の会社訪問が行われました。
緊張した面持ちの中にも意欲的な高校生が
興味深そうに工場を見学されました。
来年4月には素敵な新入社員が入社してくれるでしょう!

2015/08/01
ソーラーパネル設置完了!
6月より屋根へ設置工事を行っていたソーラーパネル(1500枚)
の設置が完了し、ソーラー発電が始まりました。
今回の狙いは
①夏場の暑さ対策(屋根の遮熱)
②省エネ対策(遮熱による電気、ガスの使用量削減)
③二酸化炭素抑制対策(省エネ対策による)
昨年と比較し良いデータが出ることが期待されます。
又、半歩 従業員に、地球に優しい工場に近づけたでしょうか?

2015/07/23
長らくホームページ並びに更新が停止しておりました。
申し訳ございません。
本日よりまた新たに更新してまいりますのでよろしくお願いします。

2015/07/23
暑中お見舞い申し上げます。
本日は24節気の「大暑」です
「暑気いたりつまりたるゆえんなれば也」
水分の補給に配慮し、室温を適切に保ち、
熱中症に注意しましょう

2014/01/18
寒中お見舞い申し上げます。今年も宜しくお願い致します
今日、明日は大学入試センター試験ですね。
この時期、関東地方でも雪が降ることがあります。
早めに会場へ向かいテストに備えて下さい。
受験生の皆様が志望校に合格できますよう心よりお祈り申し上げます。
さて2014/01/20は24節気の「大寒」です。
「冷ゆることの至りて甚だしきとなれば也」
「大寒の日の水汲み」皆さん知っていますか?
「大寒の朝、汲んだ水を飲むと一年間無病息災に過ごせる」と云われています。
寒さを我慢して水を汲み飲んでみては如何でしょうか?

2013/12/18
寒い日々が続きます。皆様お元気ですか?
天気予報では「今夜、雪が降る可能性が・・・?」
こんな時こそ「インフルエンザ」にかからないよう予防が大切です。
一番手軽な予防法は外出時「マスクの着用」、外出後の「うがい」、「手洗い」です。
「うがい」は出来れば白湯が効果的です。
「手洗い」は石けんを使用し、約50秒以上行いましょう
時間の目安は「ハッピー・バースデー」の歌を2回繰り返して下さい。
さて、2013/12/22は二十四節気の「冬至」です。
「日南の限りを行いて、日の短きの至りなれば也」
一年で最も昼が短く、夜が長くなる日です。
あなたは長い冬の夜をどの様に過ごしますか?

2013/12/03
いよいよ12月です!師走です!
今年も残り一ヶ月を切りました。「カゼ」などかからぬよう健康にご留意下さい。
さて、2013/12/07は二十四節気の「大雪」です。 
「積陰雪となりてここに至りて慄然として大なり」
北の国ではいよいよ本格的に雪が降りだす時期が来ました。
あなたなら「雪」をイメージした時、どんなこと、どんな食べ物を考えますか?

2013/11/12
2013/11/07(木)は「立冬」でした。
昨日は「木枯らし」も吹きました。いよいよ冬本番です。
温かい鍋物が恋しい季節です。
あなはどんな鍋物が好きですか?

2013/10/17
2013/10/11(金)弊社の所属する綾瀬吉岡工業会の設立40周年記念式典が
オークラフロンティアホテル海老名で行われました。
出席者は80数名におよび盛大な式典が催されました。
歴代の会長から御挨拶を頂戴し、現会長 山中氏より本会の活動方針の確認と
今後10年に向け力強いメッセージを頂きました。

2012/12/22
弊社製造、防災備蓄おかゆについての情報はここちらのペー ジです
地方自治体からのお問い合わせ、ご連絡承ります。
詳しくは「contactaddress」 からお問い合わせ下さい。

2012/12/22
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